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もかかさん
お返事が遅れまして失礼しました。ヘリオットの
書いた本はかなりたくさんありますので、どれから始めるか
迷うよりは自分が犬タイプかネコタイプか胸に手を当てて
考えた上で「ジェームズ・ヘリオットの愛犬物語」か
「〜愛猫物語」の、どちらか一方から始めるのも
<よいでせう。>どちらも短編集と呼んでかまわぬ程の、
小さなストーリーが沢山入っている文庫本二冊に収まった
作品集です。気が向いた時に一話ずつ読んでいけば
さほど苦にはならないと思います。前回紹介した
みたいな、しんみり来て思わずホロッとするような
話ばかりじゃなく、三分間ばかりバカ笑いが
止まらない位笑える話も入っていますよ!
しかしももかさん、あなたは分かってらっしゃる!
<星の王子様>の中で私が一番好きなのもやはり
王子様がばらについてはなす所なのです。
多分もかかさんの言われる「バラの話」は、
分かれの時のバラと王子様とのやりとり
なんじゃないかと思われますが、私は
バラ園のバラ達が一斉に咲き誇っている
ところへやってきた王子様が「きみたちは確かに
綺麗に咲いたバラだけど、ぼくのバラは
ただひとつ、ぼくが来た星に咲いている
あのバラだけだ!きみたちはぼくのバラじゃない!」
というと、誇らしげに咲いていたバラ達が
みんなシュンとなってしまう、あの部分です。
あなたは私の過去の書き込みも読まれたとの
事なので「総合格闘技から八卦掌へ」に
書いた様に、私が労災で大怪我して、
五ヶ月近く入院生活を送っていたことは
ご存知かも知れませんが、入院中に一人の
看護婦さんを好きになりまして「この人こそ
私のサモエドさんだ!」と思いつめ、退院した
翌日に速攻でカードを送ってコクッたものの
フラれまして、なおかつその後も
「それではお返事は期待しませんから、私からの
手紙だけでも受け取って下さい」と、
しばらく手紙を送り続けたものでした。
その手紙の一通の中に「街を歩けば、確かに
あなたよりスタイルのよい女性もいます。
あなたより顔形が整っている女性もいます。
けれどもそんな人達より、私はあなたのことが
好きです。」と書いて送ったことがありますが、
今から考えてみたら、わたしはブス好みですと
いっていたみたいにも取れますし、失礼な
事を書いて送ったもんだ、と我ながらはずかしいです。
ここまで書いてお気づきの事とおもいますが、
これは<王子様とバラ>を読んだ人にしか
分からないですね。(苦笑)
すいません。ここまで書いて制限時間が来ました。
私がお勧めする格闘技についてはまた次に書かせて
いただきます。それではまた
Au revoir,Mademoiselle!(またお会いしましょう、お嬢さん!)
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