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▼haruさんへ
はじめまして。KAZEと申します。
>自分の書き込みを読み返して
>もう一度(^_^;)
>
>最近やっと、うちの市にも
>発達障害児への相談機関が、予算が
>ついて出来ました。
>
>いろんな、アスベ関係の本も出版されてきました。
>保護者として教育者として
>そういう人にどう接するかとか
>はよく読むのですが、周りにどう理解して
>もらうかは、けっこう本の最後の方に
>あったりな感じに思うのです。
>まだ、たくさん目を通した訳では
>ないので、一概にそうでは無いかも
>しれませんが。
>
>それで、それを読むのはやっぱ
>保護者とか身近な人ばかりで...
>
>もう少し広く理解を求めるには
>どうしたらいいとか、記した御本とか
>ご存知ないでしょうか。
>
>まず、人とおくさず接していき
>自分の言いたい事を上手に伝える訓練は
>しないとなぁと思っています。
二つの記事を読んでいて、今年高校に入学した不登校だった娘のことが、頭をよぎりました。
私も、学校という場所、親という大人たち、教師という職業の人たちと、向き合ってきました。
不登校・いじめ・集団不適応と問題も山済みでしたので、ｈａｒｕさんのように思う事もありました。
でも、そんな怒涛の毎日の中で、私の中に最後に残ったのは、
『他人を変えることは出来ない』という事でした。
それよりは、自分の思い方、あり方、行動、生き方を変えることによって、
味方になってくれる人が現れることがあるという事です。
ですから、私にはアスペの子供のこと、不登校の娘のことなどを、劇的に変えるほどの人たちは現れていませんが、その代わりに味方になってくれる人が少しだけいます。
大切な人たちです。
ネットによって、愚痴を聞いてくれる人も中にはいますので、顔を見たことがない方もいます。
それでも、とてもあり難い事だと思っています。
アスペのことを、わかって欲しいという気持ちは、とてもわかります。
でも、私は自分に置き換えて見ると、例えば名前も知らない難病の○○なのと、もし誰かに言われても、わからないのです。
ですから、こんな私でも味方になってくれる人に、うちの子こんな感じなのと具体的なことを頼む事で、更に味方が増えました。
例えば、うちの子、多動なので、制止すると混乱しちゃうみたいなのというような・・・
本当は、制止されるとパニックを起こすからなのですが、相手に伝えたいのは、『制止しなくていいですよ』という事ですから、こういう言葉で、十分伝わるのではないかと考えたのです。
これは、子供保育園の頃の話ですから、参考にはならないかもしれませんが、私の場合はこれで、定型発達の子のお母さんたちには、理解してもらえました。
大勢の方にわかってもらうには、専門書やマスコミ、行政の伝達の仕方に頼るのは難しいかもしれません。
一般の人からしたら、障害という言葉だけで、ひいいてしまう人もいますから。
自分が伝えたい事を『具体化』するだけでも、相手の反応は変わると、私は思っています。
そうする事で、相手を変える事はできませんが、相手が勝手に変わってくれる可能性は出てくるのではと思います。
それでも、それを時々忘れてしまって、色々な人に、こうやってお力を借りる事も多々ありますが・・・
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- 07/5/24(木) 18:53 -
