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▼ワンさん：
>>今は、映像俳優になるために養成所に通いたいのですが、お金がありません。まずは働かなければなのですが、うつの為今は無理です。調子が良くなったとしても、我輩は性同一性障害で男装している為、受け容れてくれる職場は非常に限られます。そこで弁護士の資格を取ろうと勉強中なのですが、…
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>上記のような我輩の考え方は間違っているのでしょうか？
本人の自由なので「間違い」ではありませんが、「現実的な話」に感じられません。
>俳優になるために弁護士になることはいけないのでしょうか？
「いけない」ということはありませんが、良い悪いは、まず弁護士になれるという前提あっての話ですよね？
「養成所に通うお金を稼ぐ」が出来ない状態で、普通はその何倍もハードルが高いと思われる「弁護士になる」を現実的なものと考えられているのがまず不思議で、多くの人は当然疑問に思われると思いますよ。
実現の可能性・難度という点で、考える順番が違うのでは・・・？
>司法試験には尋常では受かりません。自分なりに考えたことなのですが、皆様のご意見を伺いたいと思います。
試験合格が難しいのは、弁護士が人の人生も左右するくらい責任の重い職業だから当然です。
それにペーパーテストに合格しても、すぐ実際に弁護士として活躍して収入が得られるわけではないでしょう。弁護士にはいろんな能力も積み上げも要求されますし。
まず弁護を依頼するクライアント側の立場で考えてみてください。
弁護士という職業を天職と受け止めてクライアントの立場に立って誠心誠意、使命感を持って取り組んでくれる人の方が信頼できますよね。
ワンさんは、弁護士でいる間は弁護士としてきちんと誠意を持って全力で取り組まれる心積もりなのかも知れませんが、「今だけ」のつもりの弁護士さんに人生の大問題を託す気持ちには、私ならなれません。
例えるなら、始めからお嫁に行くまでのつもりの腰掛ＯＬ根性の人に、将来に渡る重大な責任を自覚する必要のある重要なポストを任せる気にはなれないのと同じだと思います。
他のことも目指しながら弁護士になれるかなれないかは、それを実現出来るほどご本人のエネルギーや能力が常人離れして優れていれば可能なので、「絶対無理」とは思いません。
でももし弁護士になれる程の力があるなら、手近なアルバイトを掛け持ちでもして養成所へ行く費用を搾り出すなんてことのほうがよっぽど楽で早く実現出来るはずです。
気力も体力も優秀な学力もあって、その上、一生の仕事として人生かける勢いの熱意で弁護士を目指して日夜励んでいる人が大勢いて、それでもなかなか実現出来ないでいる人も多いのに、そんな中で弁護士をひとつのステップとしてしか考えずに他のことも目指しながら取り組む人が弁護士になれるというのは、その力差から考えてさらに実現の可能性は低いことでしょう。
関係者の理解も協力も得にくいと思います。
弁護士を目指すという難度の高い試練にエネルギー費やすより、最終目標が俳優になることなら、もっと直接的に俳優になる努力にエネルギー注がれるほうが現実的に思えます。
「鬱でお金が稼げない」のに「弁護士になれる」と考え、しかも弁護士を天職と目指す熱意があるならまだしも「最終目標としてなりたいのは俳優」とくれば、
「はぁ〜〜？！！」って呆れられるか、「弁護士という仕事を舐めてる！」と怒られるのが自然ななりゆきかと・・・。
きつくてごめんなさい。正直な意見です。ごく一般的な考え方として参考になればと思いました。
弁護士と違って、常識より個性が武器になるのが芸術の世界です。
俳優の夢実現への道が開けるといいですね。
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