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▼kazeさん:
>▼ジョンさん:yumeさん
>
> 横入りの書き込み失礼します。
kaze様
ジョンと申します。アスペルガー障害と診断された会社員、51歳です。
よろしくお願いいたします。
私も初めからポジティブであったわけではありません。
多くの方と同じように、苦しい道のりだったと思います。
社会性に欠け、家族とのコミュニケーションもうまくいかず。
仕事やこだわらなくてもよいところにこだわり、
家内とも19年間うまくいきませんでしたが、ようやく最近、
家内の理解も得られるようになり、何とかやっています。
ただ、発達障害と診断されてから、担当の臨床心理士の先生から、
社会性を強く要求されるようになり、これまでの自分を捨てなければ
ならないのか、考えました。先生いわく、アスペルガーと非アスペルガーでは
日本人と外国人ほどのコミュニケーションの壁があるそうです。
しかし、私は、現在の自分を否定してしまうと、自分ではなくなるような
気がしました。私は、アスペルガーの総てが否定されているわけではない以上
人と同じ能力を持つ部分について、悲観的にならずに、
部分的でもよいから感情を持つなら、感情を、何かできることがあるなら、
できることを、尊重してあげる(尊重してもらう)ことはプラスに働くのでは
ないかと思っています。
何かと、できないところに注目が行き、できるところは、忘れられがちですが、
アスペルガー者が、自信喪失から回復できるのは、すこしでもできるところ
に気づく、気づいてもらうことからの出発ではないかと思っています。
アスペルガーだからすべてだめなわけではなく、わずかかもしれないが、
脳の障害を受けていない部分がある以上、できるところがあるのではないかと
思っています。社会に認めてもらいたいということではなく、自分はじぶんなんだ、
人として尊重して欲しい、というささやかな願いが叶ったとき、アスペルガー者に
とって、自信が回復されるのではないかと思っています。
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