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▼tigressさん：
こんばんわ、とても詳しくご説明していいただき、ありがとうございます。
まだまだ先の事とはいえ、中学校、高校と必ずやってくるであろう将来についてのお話を聞けたことは、とても貴重でした。
>うちの場合は落ち込み１/３、ほっとしたのが１/３、期待と不安で１/３でした。
まだ、落ち込んだ気持ちを引きずりながら、幼稚園の先生にも報告に行けていない私です。
>入学前より、学校の教頭とスクールカウンセラーにコンタクトをとって主治医の意見や「横浜発達クリニック」のＨＰに掲載されている資料をプリントアウトして学校へ相談に行きました。その結果「細かな所に気配りのできるタイプの先生を担任にしようと思います。」と言っていただけました。
具体的に、資料をご持参されたのですね。言葉だけでは上手く伝えられないところも、そういうものによって、よりよく理解を求める事が出来る・・・とても参考になります、私もホームページをみてみようと思います。
それで、担任についての配慮をいただけたら、ありがたいです。
>しかし、療育を全く受けない状態（私たち親もよくわかっていなかったし、今考えるとスクールカウンセラーもあまり詳しくなかったようです）でフォローもしてもらえない状態での通常学級は辛かったと思います。
フォローがしてもらえないという状況は、まだ幼稚園のうちの子供でも辛いと思います。
息子さんも、とてもしんどかったのでしょうね･･･。
>結果２次障害がひどくなり入院、入院後 院内学級に転入できたのは７ヶ月後。
>学習面ではブランクが出来てしまいましたが、この院内学級は情緒学級でしたので、先生も多くを求めず息子にとっては居心地のよいところだったようです。
>在籍数はかなりいたようですが、実際に教室に来ているのは２０人前後。
>少人数の中で少しずつ、コミュニケーションのとり方が上手くなっていったように思います。
他の方もおっしゃっていた「居心地のよい場所｣、やはりそうなのですね。
いきなりではなく、小人数の中で、少しずつコミュニケーションのとり方を学んでいくんですね。
>この２名のコンビネーションが絶妙で、トラブルがあれば息子の気持ちを代弁してくれたり、教室の雑踏からの距離を置く時間を作ってれたり、息子の気持ちをほぐす為に卓球（息子が大好きなこと）に付き合いながらコミュニケーションをとるためのコツを伝授してくれたり･･･。担当医の所へ学校で指導する上での注意事項等を聞きに足を運んでくれたことも驚きでした。
素晴らしい先生達に巡り合えたのですね。よかったですね。
教育テレビの番組などで、そういう先生を見たことはありますが、本当なの？って少し疑っていました。そういう、先生方がどんどんと増えていってもらえたら、子供達はとても幸せですね。
>通級して親級でのストレスを吐き出し、新しい風を心に吹き入れてリフレッシュして帰宅していました。楽しいなかにも集中力のつけ方や、人への気遣いや言葉遣いの練習にもなっていました。
>退院して半年、そのうち後半の３ヶ月は通級もして息子はいろいろなことを学びました。退院当初は友達関係がしっくりせず、時折もめたり、週に早退する日が４日あったりしましたが徐々に回数も減り、友達のきつい冗談を交すテクニックも身に付けました。
親級でのストレスを吐き出し、新しい風を心にふき入れることができる・・・
親がやってやれることとは別の、本当に良い場所なのだなというのが、この言葉からとても感じられました。
人への気遣いや言葉使い、特に冗談を交わすテクニックを身につけられた息子さんは、すごいですね。
>ＡＳのお子さんは「通常学級」でかなりストレスを背負う様ですので、ある意味心のケアまでしてくれる「通級」で背負ったものをおろしてあげる事で、「通常学級」へ荷物を引きずらずにすむように思います。
背負ったストレスを通級でおろす事が出来る、うちの子供は嫌だった事など、いつまでも引きずってしまい、動けなくなって固まってしまうタイプなので、気持ちの切り替えという意味でも、重い荷物をおろしてやることは、重要なのですね。
家庭では、私も要領が悪いタイプなので、子供のストレスをなかなか下ろしてやれてないと思います。反対にストレスを増やしているかもしれません。
だからこそ、通級などの支援を受けた方が、親子ともに助かるのですね。
>以前は親級でいっぱい背負ってしまい通級で荷を下ろしていたけれど、今は荷の下ろし方を知ったから無理におろさせなくても、自分のペースで背負ったりおろしたりできるようになった。高校受験に向けて、いい時期にいいテクニックを覚えましたねと・・・。
これも読んでいて、スゴイと感心しました。
自分のペースで気持ちを整理するテクニックを覚える事が出来るようになったとは、まだまだ幼くて、ずっとこのままの状態なのかな･･と子供の将来をすごく悲観していましたので、テクニックを身につけて、上手く生きていけるようになっているというお話は、何よりも励みになります。
>息子曰く、「今年度(通級は年度ごとに申し込むので）申し込んでいないのは来年春に向けて僕としては受験勉強や内申点を上げるためにやらなければいけないことがたくさんあるから、行きたいのは山々だけど行かない。」というのが理由だそうです。
>
自分で考えて、居心地の良い場所はあるけれども、受験にむけての意思をしっかりと持っていらっしゃって、自分のする事を決めている息子さんに、本当に無理せずに頑張ってねと言いたいです。
お子様の、これまでの苦悩はもちろん、大きく成長された様子を教えていただき、先日から、メソメソと泣いてばかりいた私の気持ちが、「悲観ばかりしていてはダメだ」というように、思えてきそうです。
よく、子供はたとえゆっくりとでも、必ず成長して行くからと、幼稚園の先生から言われていたのですが、本当にそうなのかなと、ずっと思っていました。
お子様のお話を伺う事ができて、10年後、我が子が通るであろう道が、必ずしも厳しく、辛いものだけではないのかなと思えました。
そして、お子様のように、うちの子供も強くなって欲しいと思います。
貴重なお話をありがとうございました。
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