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御無沙汰しております。
▼ジョンさん：
>しかし、「アスペルガー」の二次障害は
>うつですので、自傷行為のある方もいるわけです。
２次障害には、他にパニック障害や強迫性障害などがあります。
他に、関与があるかどうか判然としないものには人格障害や統合失調症があります。（私は関与があると考えている）
>私の考えから言わせていただくと、これは、ＡＳの
>こだわりからくるのではないかと思っています。
>自分の考えにこだわる。自分の意見と異なる。これを
>突き詰めていくと、自傷行為に達します。
>（中略）
>自分はなぜ「アスペルガー」に生まれたのだろう、と
>自分を恨む気持ちをプラスに転じることのできる人と
>マイナスのまま持ちつづける人とがいると思います。
>勿論、プラスに転じることができれば、これ以上の
>幸福はありません。しかし、アスペルガー者が全員
>トム・クルーズになれるわけではありません。
>悪くすると、いや、かなりの場合、生涯、マイナスの
>まま、気持ちを持ちつづけるかもしれません。
>しかし、それは、いけないことなのでしょうか。
いけないことだとは断定できませんが、マイナス志向が顔に出ていると、第一印象だけで嫌われます。
私の場合は41年間恋愛ができなかったり、勤務先で理不尽な解雇に度々遭ったりしてきました。
幸い、茨城の人がもともと初対面の人にもフレンドリーに接することが多いのかもしれませんが、私自身もなるべくマイナス志向を顔に出さないようにしているおかげで、室蘭にいるときほど第一印象で嫌われることはありません。
>はっきり言って「自閉症の自傷行為を防ぐ」方法は
>医師の診察を受けることですが、ここで、議論するべきは、
>自傷行為のある人と共に悩み苦しむことでは
>ないかと思っています。
>（中略）
>ここで議論できる範囲は、マイナス感情を持ちつづける
>アスペルガー者に対する対応だと思います。
>私が最も危惧したのは、「自傷行為は止めよう」
>キャンペーンでした。私はむしろ、アスペルガー者の
>マイナス感情を矯正するのではなく、理解してあげる
>ことの方が重要だと思います。そうでなくても、
>本人は、自分を責めつづけて、しかも、自分を責めつづける
>理由すら分からなくて、困っているわけですから、
>「頑張れ」と言われたとたんに、それでは、今まで、
>頑張ってきた自分は何だったんだろうと、自殺に一層
>拍車がかかることは、目にみえるようです。
私は、マイナス感情がもたらす「焦り」が問題なのかな、と考えております。
確かに一昨年６月、私の中学校時代の同級生２名が相次いで当時39歳の若さで病死しましたが、２名とも独身でした。同級生の延べ送りをしなければならない年齢になっても恋愛ができない、という状況は心に重くのしかかるようになり、このフォーラムでも過去にトラブルの種を播いて来ました。
>私は、アスペルガー者がマイナス感情を持ち続けても
>いいと思っています。私達は、負の面を持ちながらでも
>命をつないでいるからです。もしかして、そのつなぎめが
>途中で切れてしまうこともあるかもしれません。
>それは、努力が足りなかったからではなく、努力し過ぎた
>からだと理解して欲しいと思っています。
>
>アスペルガーの自傷行為は、この「頑張る」から
>発生します。しかし、アスペルガー者は頑張らない
>ことが苦手なのです。
非当事者と同じように努力しても、先に限界が見えてきますからね… でも、何も努力しないと、私のように第一印象だけで嫌われることが多かったり、せっかく就職しても理不尽な理由で解雇されることの多い身には、自殺の代わりに「孤独死」という運命が待ち受けていることも御理解いただきたいと存じます。
引用順が逆になりましたが:
>2000年に千葉県で中学生の女子が
>いじめを苦に自殺しました。その生徒は、小学校から
>いじめを受け、我慢して、我慢して、末は、
>いじめっこと同じ中学に進学して、亡くなったのです。
>彼女が、我慢しなければ、自殺はなかったと思います。
私の場合、いじめはすぐに親や教師に訴えていましたから、それがかえって良かったのかもしれないですね。
考えてみれば、不登校にならなかったのが不思議なくらい凄まじいいじめでした。後日、いじめに加害者として関与した人の延べ人数を計算したら、概算でも６桁に到達しました。
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- 04/11/23(火) 13:45 -
