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私は京都府亀岡市でベーカリーレストラン「インテレサンテすみれや」を経営しています。亀岡市内に以下のようなちらしを配布しました。
---ちらし内容はじめ---
発達障害者の就労についてのご理解とご支援のお願い
インテレサンテすみれやでは、アスペルガー症候群の人たちやその他の障害の有る人たちの就労に取り組んでいます。
アスペルガー症候群とは、自閉症の一種で、
1.対人社会性
2.コミュニケーション
3.想像力やこだわり
の3つの領域で困難をもった発達障害です。この障害は知的障害を伴わないことが多いため軽度の障害と思われがちですが、
1.人口の多さ(諸説ありますが、一説では日本人全体の2%程度)
2.知的障害がなく一定の行動力がある
3.社会的に認知されてこなかった期間の長さ
から考えると、家族や就労、職場や社会に与える影響は想像をこえる大きさがあります。
この障害を持つ方々は、現在すみれやでは製作方面で多彩な才能を発揮していますが、社会的認知以前の困難を抱えての取り組みのため大変な苦労がまだまだ多い状況です。心ある皆さんのご理解、ご支援をよろしくおねがいします。
また、わが身・子供について思い当たることがある方は、京都府の保険所や自治体に窓口がありますので相談にいきましょう。わたしたちは、相談してよかった、診断されて再生のスタートがきれてよかったと思っています。うつ病などを二次的に発症していることが多いのですが、障害医療の精神科で正しい診断をえて、二次的症状を克服する方も多いと思います。一人で悩まないでください。
インテレサンテすみれや
現在、カタログ販売で発達障害者の就労の場を成立させたいと考えています。職場や地域でのカタログ注文で支援してくださる方、お声をかけてください。
----ちらし終わり------
研究者の方へ。現在、私たちの店ではアスペルガーの就労に関して苦労しています。就労支援に関して共同研究してくださる方を探しています。
私個人の意見としては、アスペルガーの就労支援に関する研究者が少ないと感じています。アスペルガーの教育分野の研究者は、「就労問題は荷が重い」と回避されます。でも、「自立=就労=生きる」という問題に最終的には行き着くので、就労を意識した教育研究でなければ意味がないと思います。ご意見助言下さい。
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