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▼ねこのひげさん:
こんにちわ。
もうすぐ中学生の高機能自閉症の息子がいる、私も当事者のこしあんだんごです。
>年少の頃はまだ障碍の事も分からず、先生に預けて走り去るように帰っていました。年中になり、障碍の事もわかり、園の先生と相談して、本人が納得するまで一緒にいる→少しずつ時間を決めて納得するまで→始まりの音楽がなったらバイバイするというように、段階をふんできました。
私の息子も、サッと離れることができませんでした。
本人が納得するまで段階を踏んでくれるのなら、とてもいい園にめぐり合えたんですね。そういうところばかりではありません。
>しかし、問題は小学校に入ってからのことだと今悩んでいます。
>学校は、教育委員会の就学相談を受け、通級判定をもらいました。
本当に悩むところですよね。どうしたらいいのか、私もドクターや教育委員会、小学校、また園の園長先生とも話し合い、
>幼稚園の先生は、子どもが「もう付いて来なくて良いよ」というまでは、毎日一緒に校門まで行ってあげてとおっしゃります。
>療育センターの先生に聞いたら「最初が肝心だから、付いていかないほうが良い」と言われました。
やはり、両方の意見を言われました。
そして、あれから数年が経ち、両方その状況に合わせて、その時々に使い分けているのが、現状です。
つまり、どうしたら、には、すいません、答えになっていませんが。
で、
>園のお母さんで、小学生の個別支援級にお子さんを通わせている方から、「小学校では、校門の所で子どもを連れて行ってくれたりしないよ。それを望むのならば、個別に入れたほうがよいのでは」と言われました。
この部分ですが、小学校によって違いはあると思うのですが、転校で2校通いましたが、どちらにも、個別以外でも本人の納得するところまで付き添い、担任に引渡し、そして、授業中にも廊下等で付き添っているお母さん方はいらっしゃいます。
>あくまで私が勝手に心配しているだけで、子どもがすんなりと学校に行ってくれるかもしれませんが。
よくわかります。
小学校に上がるまでは、母子分離、と、こういうお子さんの状況だと言われるし、周りもわかりやすいキーワードですよね。
しかし、小学校に上がると、「母子分離ができていない」とみなされることが多くなりました。
本当に子供の状況を理解するには、もっとアスペルガーとしての配慮が必要だったりするはずなのですが、母親から分離できないことが一番の問題ではないかと思われることも多くなるのではないかと思います。と言いますか、私はそうでした。
ので、私は、母子分離がスムーズにいかないから、段階を踏まなければいけないのでなく、弱い部分があり不安感が強いので前に進む力が弱い、と、説明しています。
つまり、解決すべきは母子分離ではなく、弱い部分であり、その部分をフォローしてあげれば、楽しくできるし、次に進むこともできると。
私は、学校へは一緒に行って、息子の状態によっては、教室まで付き添い、いつもではありませんが、弱い部分の授業も付き添う形を選択しました。
そうすると、子供が何が不安なのか、どうして離れると心配なのか、わかってくるようになり、その部分を先生にも説明することができました。
また、担任だけでなく、他の先生方とも顔を合わせるようになり、弱い部分についてお話しして味方になってくれる方もでてきました。
また、不安感の原因を取り去ってあげることができたら、「大丈夫だから、ママはここまでね。」と、いつまでも一緒にいるわけではないことも、強く示しました。
小さな頃は、いつになったら自立してくれるのだろうか、と、思いましたが、今は、彼の不安感とずっとお付き合い、といった感じです。
お互いにがんばりましょうね。
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