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中2のママさん,こんにちは
私の小1の子供も、本当に小学校へ入る前までは、中2のママさんのお子さんのように大変で、似たような経験をされて来たんだなと思いました。
我が子は、アスペルガーとの診断名が確定していますが、知的検査では現年齢より一歳半から二歳の知的遅れがあります。
アスペルガーが知的遅れが無いという点では、該当するのかな?というところです。
そうやって考えると、自閉症スペクトラムには当てはまっても、アスペルガーには?という事になります。
ところが、知的レベルに少しの遅れというのは、療育手帳をもらうのには、線引きすれすれで上回り、手帳も取れない、でも普通級にも適さないというような現状があります。
そして、高機能自閉に対しても、詳しい線引きは難しいと聞きます。
だからこそ、自閉症スペクトラム(連続体)というのでしょうけど・・・
>私は、広汎性発達障害も、注意欠陥多動症も、自閉症も
>アスペルガーも同じ自閉症スペクトラムの中の点だと思って
>いたのですが、もし、アスペと自閉症は全く違うと言われて
>しまうと自閉症として知的障害の手帳も貰えず、何処の所属?
>と悩んでしまう今日この頃です。
この中2のママさんの『点』という意味はよく分かります。
でも、それで、ふと、中学のときの数学の授業を思い出しました。
『点と点の集まりが、線になる、逆にいえば線は点の集まりである』というものです。
私は、本当なら、自閉症スペクトラムという大きな括りで、国や行政が支援する手立てを作っていくことが大事だと思っています。
※早期診断
※収入格差の無い療育の拡充
※療育手帳取得に該当しない子供・人への新たな支援方法
※思春期のサポート
※保護者のサポート
※デイケア・ショートステイの拡充
※現在成人になっている自閉症スペクトラムへの診断
※現在成人になっている自閉症スペクトラムへのケア
など
私が考える事でもこんなにあると思うのです。
それを、どうしたら実現するのか、私にはわかりません。
でも、中京大学の辻井先生がおっしゃるように、じっと座っていても始まらない・・・と思います。
もし、そういう、中2のママさんのような子供や私のような子供のように、自閉症の中の点でも、たくさん集まったら私は線になると思います。
そう思いたいです。
だから、どこの所属?では無くて、スペクトラムの端っこのほうにいるかも?と思われたらいかがですか?
私自身も社会に適合している(ある程度)という点から、診断確定は難しいかも知れないといわれたことがあります。でも、実際は困っている・・・
ニキ・リンコさんのHPに『国境の人』の話があります。
それを読んでからは、自分は国境の人なんだと思うようにしています。
国境の人だから、定型発達人の話は通じるけど、理解しがたいときもある・・・というように思えば少し楽になります。
本に書かれていることがアスペの全てではないように、現実の点がたくさん集まっていく事を願っています。
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