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▼たんぽぽぐみさん:
>年長の男子です。
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>今回は、お友達の歯がそのような状態だったので、不幸中の幸いでしたが
>お友達と遊んでいるときの息子の行動を見ていると、同じことをまた起こすのではと気が気でなりません。テンポがみんなとずれているというか、キックボードをするにも異常なほどスピード狂ですし、みんなが遊んでいる前に回りこんでスライディングや倒れこみをしたり、といった感じです。
>「いったい何してるの!」といつも面はゆいというかうんざりというか。
>今回の件で、もう連れて出るのもいやなくらい落ち込んでしましました。
>
『廊下を走る』・『物を高いところから落とす』ことの危険性に目覚めたのは、私の場合、小学校の高学年から中学生ぐらいの間でした。
危険な・衝動的な行動の裏には、
1.誰かに認められたいと『ヒーロー』や『怪獣』などの『キャラクター』になりきろうとする。
2.物が変化していく様子を凝視(観察)することに強い興味がある。
3.抱えている『強い怒り』を回りに示したいという欲求にかられている。
4.疲労によって注意力が落ちてしまっている。
ということが、よくあります。
1〜3はいずれも、うまく『コントロール』しないと、事故や犯罪に結びついてしまいます。かといって、『ダメ!』といっても、『安全』なレベルを覚えていくのには時間がかかりますし、過度に注意すると、今度は『萎縮』して、不登校などに結びつく恐れがあると思います。『そのうちに、きっと良くなる』と腰をすえて
見守ってあげることが大切でしょう。
4は、『睡眠』や『食事』をしっかりとらせことで、大体は改善するとは思います。ただ、やはり多くの発達障害児・者は、『気分の波』の規模が健常児・者と比べると大きいので、どうしても『昨日は100%クリアーしたのに、今日は40%しかできない…』ということがよくあります。時々、『きょうは元気?』と声をかけてやってあげるといいと思います。
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