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▼くくさん：
初めまして、たもっちです。
>関節筋肉が弱くて、フライパンとか使えません。
>特に手首の筋肉が弱いらしく、お鍋を持ったりするのが難しいです。
>妹には「黙ってやろうとしないで。私がやるからいい。」と言われます。
関節の筋力が弱いが故に、フライパンの使用が不自由で悩んでおられるのは分かります。
「私がやるからいい。」との言葉の裏には、「自分自身は弱くとも頑張ってみせる。筋力が強くなって自活出来る様になりたい。」との羨望とプラスの志向があると思います。
そのことは非常に重要な事だと思います。
>とにかく、関節の筋肉が非常に弱いです。女であるにしても、こんなに弱いとできないことも多いです。妹がうらやましいとさえ思います。
>間接ぐにゃぐにゃの私ですが、関節筋肉を強くする、いい方法はないでしょうか？ちなみに、ダンベルでは効果ありませんでした。筋肉痛も、関節とは別のところに現れるので、関節を集中して鍛えることはできていないようです。
>関節ぐにゃぐにゃの人、背骨がふにゃふにゃの人、アスペルガーとは関係ないと思いますが、どうなさっていますか？
関節がグニャグニャの場合は、筋力の低下だけではなく、運動神経の伝達と情報認知の機能が弱い事に所以しているからです。私もそうですが、運動神経や筋力は同世代の男性と比べて見ても自信はありません。私を含めたＡＳ障害の方々は、言語における感覚認知及び表現における能力と情報処理における脳内の機能が弱いのが特徴です。そのため、回答は正しくても解析経路のばらつきや解析処理時間が遅かったりして、「ドンくさい。屁理屈ばかりだ。」等と誤解されてしまう事が多いです。それが運動器官及びその機能に悪影響している場合に起こる現象でしょう。
事実、私を含めた多くのＡＳ障害の方々は、チームワークと俊敏な認知能力が求められている球技が苦手なのです。それに、技術の知識と力が重用されると見られがちな格闘技においても同様です。それはなぜなら、対戦相手の動作や心理状況を読み取らなければならないからです。事実、私は中学生時代に柔道部、高校生時代に授業の実技で柔道をやって、負けっぱなしで周囲から馬鹿にされ悔しい思いが何度もあったからです。
しかし、水泳や陸上競技、スキーやスケート、スノーボード、ボーリング等と言った個人競技になって来ると、多くの発達障害児者がスペシャルオリンピックや市民マラソン活躍し、健常者を打ち負かした実績がある位です。養護学校の部活動や障害者施設で体力強化及び維持の目的で積極的に取り入れています。
要は、球技や格闘技等の対人関係や認知力や観察力を重視する団体競技よりも、個人競技が向いている事が、発達障害児者に言えている事が事実です。
ただし、養護学校や障害児者団体にもサッカーやバスケットボール、ティーボール等の部活動やサークル、チームがあるのも事実です。
後は、個人個人の興味分野や得意分野、向き不向き等と言った個人差の問題でしょう。
>これって、筋肉が弱いからですよね？
くくさんが気になっている筋肉の弱さも多少は問題あるでしょうが、後は持久力、訓練及び使用の回数と慣れの問題です。不器用で体力にも自信のない私も事実、調理器具の使用が全く駄目で、母親や姉、同級生などに注意されたり怒鳴られたり、指導を受けたりしました。そのお陰で、何とか調理器具が必要最低限に使えている状態です。
>アスペルガーの男性で、マッチョな方もいらっしゃると思うので、その筋肉美をいかにして手に入れられたのか、特に生活に支障がない程度の関節の筋肉を鍛えるにはどうすればいいのか、その方法を教えてください。
私は体力増強と老化防止のために、某市内のスポーツジムへ通っています。６年前（当時２９歳）から行き始めましたが、元々体力がない上に脂肪太りであったため、まだまだ筋肉や体力に関しては発展途上の状態です。しかし自力でベンチプレスで７０ｷﾛの重さを持ち上げられるようになりました。
筋肉を増強する事は、単なる体力向上だけでは有りません。血行促進と基礎代謝も向上し、体脂肪燃焼スペースの拡張で肥満や動脈硬化、糖尿病等と言った生活習慣病の予防にも繋がります。筋力増強に関しては、無理に焦ったり卑屈になったりしてはいけません。
それよりも重要なのは、ストレッチ運動や体操等で筋肉及び関節の柔軟性や抵抗性、筋肉〜神経経路の促通性の向上です。更に全身の血行促進や改善にも繋がって行きます。あとは、ランニングや自転車漕ぎなどの脂肪燃焼運動も加えて行くと尚更良いです。
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- 06/5/1(月) 11:13 -
