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▼とうふさん:
>笛さん、どうも有難うございます。
>
>私も以前、ストレス時にβ波が異常に出ているといわれたことがあります。
>リタリンやSSRIが効果なしだったので投薬治療は諦めていたのですが、
>抗てんかん薬が効果ある薬だったのでしょうか。
>相談してみたいと思います。
>どうも有難うございました!
はじめまして、ジョンと申します。
アスペルガーと診断された51歳、会社員です。
笛さんのおっしゃる通り、ベータ波が優位の場合、医学的にてんかんと
呼ばれます。てんかん、というと泡を吹いて倒れることと考えがちですが、
医学的には、脳波の異常を言います。ひどい場合は、突発波と言って、
気を失う場合もありますが、お話に出ているように脳波にベータ波が
優位の場合もこの診断の範囲に入ります。ただ、医師によって
意見が分かれますので、主治医の先生にご相談された場合、直ちに
処方される訳ではありません。
ただ、デパケンという薬は「易怒性改善薬」として処方されていますので、
効能は厚生労働省の認めたものとなっています。
主治医の先生とご相談ください。ご参考まで、症例をあげておきます。
http://www.geocities.jp/johnhealing/panic.html
ただ、とうふさんの場合、発達障害と診断されている訳ではないので、
発達障害に伴うパニックであるか、われわれは医師ではないので
分かりません。発達障害である場合、比較的脳波の異常を伴う場合が多い
ことが、栗田先生のJDDネットの報告でも触れられています。
http://www.geocities.jp/johnhealing/JDDNET/jddnet1.html
ただ、デパケンの服薬が万能というわけではありません。
むしろ、デパケンは自己暗示に用いる程度と考えて、
長期に効果が出てくるのを待った方がいいかもしれません。
いちばんいい方法はクールダウンと言って、パニックに
なりそうな場合、じっとしてパニックをやりすごす方法かと思います。
これは、TEACCHプログラムを用いて佐賀の「それいゆ」で効果を
現している方法ですが、指導を受けると小学生でもパニックを
やりすごすことができます。
また、感情は大脳辺縁系の扁桃体(扁桃核)が司っていますが、
その感情をコントロールしているのが、前頭前野です。前頭前野を
鍛えると、感情をコントロールできるようになると言われています。
参考までに関連のページをあげておきます。
http://www.geocities.jp/johnhealing/brainpage.html
とうふさんも大変だと思います。私もいろいろ治療や取り組みをして
パニックを何とかしています。何とかなるものだと思っていますので、
お互いに努力してみたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
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