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kazeさん、こんにちわ。
当事者で、高機能自閉症の息子がいます。
kazeさんと同じことを感じ、同じことを思います。
読みながら、「そうそう。」と強く思いました。
> 私は、自分の事を認識した時から、
>音過敏(ザワザワした所で、特定の音が拾えないとか、蛍光灯のビーンと言う音が気になったりすること)や、
>お天気が悪くなると、自分のコンデションも悪くなる事、
>カナータイプのお子さんの行動が、こういう風に思っているのでは無いかという事が大概は外れない事
>この子は、実はこう言いたいのではないか?など、
>自分の不自由さとは別に、どうも、定型発達の人が気がつかないことを気がついてしまいます。
ですね。
この場所は、音がこもってつらいので、窓を開けると楽になる。とか、
この場所の蛍光灯は、きつすぎるから、消して欲しい。とか、
今日の天気は頭がおかしくなりそう。とか。
実際に、子供たちと同じように感じるようです。
> つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。
実際にそう言われます。
> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。
> アスペの子供を育てるのには、ある意味こんなラッキーな事は無いぐらいに思っていますが、他の親御さんと話すときに、
>えっ?こういうことではないの?と言うような、分析が心の中に浮かんでは消えます。
とっても、とっても、よくわかります。
自分の子供に関しては、ラッキー以外の何者でもないですけど、
他の親御さんとの壁、厚いですね。
> そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。
すいません。同意ばかりの文で、私もわからなくて、歯がゆい気持ちです。
息子との関わりで、知り合った女の子(アスペ)は、誰もわかってくれなくて、とてもつらそうでした。うちに遊びに来て、彼女がお母さんに言われてつらかった事、先生に言われてつらかった事が、私も同じように言われてつらかった事を話し、二人で泣いたこともありました。
彼女を通して、私は初めて、客観的に自分を見たし、彼女は「何で、わかるの?」と、私のことがとても不思議だったようです。
でも、息子と距離が出来ると、私には彼女との接点がなくなり、これ以上どうしようもないのです。
私も、私が言ったことでスムーズになったこともあるのですけど、「これ以上、口を出してはいけないのだ。」と感じることが何度かあり、怖くて、言えなくなってしまいました。
どうしたら子供たちの力になれるのだろうと、思いつつ、手を出しては、自分のコミュニケーションの限界にぶつかり、つらくなります。
こうした思いは、私が勝手に妄想しているだけなんだろうか、とか、いや同じだからわかるんだ、とか、自分の中で、迷走していました。
なので、kazeさんの文を読んで、私は気が楽になりました。
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