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奈緒さん、こんにちわ。
息子が高機能自閉症で私も当事者のこしあんだんごといいます。
>初投稿の奈緒と申します。私は本を読んだりネットで調べたりしているうちに、自分はアスペルガーなのではないかと思い病院へ行ったところ、そんなことないよきみは鬱じゃないかと言われました。しかし、親は(私が)半分アスペルガー、半分違うと言われたそうです。これは一体どういう意味なのでしょうか。
息子の関係で行った講演会で、あるドクターが
自閉症の子はその特性故の大変さがあるけれども、アスペルガーの子達は、自閉的なところと普通のところを持っていて、それが、唐突に「ぼこっ、ぼこっ」と、場所や時を選ばずに出てくるので、とても難しい。
と、おっしゃっていました。
例えば、アスペルガーの人がいてその特性を10とすると、その人の5の部分は自閉的な部分で残りは普通である。で、その本人からすると、その自分を困らせている自閉的な5の部分がとても気になるわけです。
でも、周りから見ると、普通の5の部分の方が好ましいのでその特性だけを見ていたい。こんなに普通のところもあるのだから、残りは直せばいい。と。
また、奈緒さんが、どのような病院に行ったのかはわかりませんが、
いくら自閉的なところが強くても、社会的な困難さが少ないと診断が難しいこともあるようです。
ドクターは、奈緒さんの抱えている問題は自閉的な部分が原因だとしても、鬱の方が優先的に問題とすべき、と見たのではないでしょうか。
また、親御さんに言ったのは、奈緒さんを理解するときにアスペルガー的な部分もあるからそういうところも考慮してあげましょう、ということを伝えたかったのかな、と、思いました。
>ちなみに疑った理由(一部抜粋)
>・(最近)兄弟と発達障碍の番組を見ていたら「これ奈緒じゃん!」と言われた
私も兄弟に「これ、お姉ちゃんだ。」と言われたので、ある意味近くでリアルに容赦なく見ている兄弟が一番わかっているのかもしれない、と、思いました。
>親は、私が発達障碍の話を持ち出すたびに「あんたはなんとか症候群じゃない」と否定します。
うちの親もそうです。
自閉的な部分って、本当に人によく指摘されますよね。と言いますか、私はそうです。だから、ものすごく気になるんです。トラブルの原因を考えると、原因はそこにあるのは明確だったりするし。
で、残りの普通の部分は意識もしないで出来るし、人から言われない。だから、気にしない。気にならない。
奈緒さんの親御さんが、突然「なんとか症候群」と言われて戸惑っているのもあると思うし、奈緒さんの普通の部分もたくさん見ているから、というのもあるような気がします。
私も親の気持ちは想像なので、よくわからないんですけどね。
しかし、半分アスペルガーって言われても、私だったら、気持ち悪くなりそうです。
「半分って、半分って。」といった具合に。
「半分」にしばらく、こだわってみたりしそうです。
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