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初めまして。(^o^)/
▼ばんびさん:
>大人になるまで、自分の性格が変わっているのは個性だと思っていたし、
>平気でした。でも、社会人になってから、仕事のことで人に説明するのが
>下手だったり、相手が言っていることを理解するのにかなり時間がかかったり、
>いろんな不具合を感じるようになりました。
まず最初に残念なことをお伝えしなければなりませんが、発達障害は一生ついて回ります。
しかし発達障害の当事者(この中には確定診断が出ていない「グレーゾーン」も含みます)といえども、自分が人間関係で経験したことを少しずつ身に着けていくので、今悩んでいる人たちも努力の余地があるということは大いに認めます。
>友人関係でも、狭く深い関係でありたいと思い、新しい友達を作るのが苦手です。
>恋人にも友達にも仲がいい人達には、近づきすぎてしまい、
>対して仲良くない人たちにはすごく壁をつくってしまいます。
>いったん仲良くなってしまうといいのですが、相手の気持ちがよく分からなくて
>すごく傷つけたりします。
ASにとりわけ多いのは:
●会話の相手が発した台詞を字義通りにしか解釈できないので、軋轢の元になりやすい。たとえば会話の相手が何気なく「貴方ってバカね」と言ったとしても、笑ってやり過ごすケースも多いが、ショックで泣き出したり、大立ち回りを演じたりすることも珍しくない。
●自分の意思を伝えるのにストレートな表現しかできず、やはり会話の相手との間に軋轢しか残さないことが多い。
●自分の興味のない話題でどのように場を繕ったらいいのか解らず、また自分の興味のある話題なら「立て板に水」。
これらの理由から、会話の相手を疲れさせることが多く、終わってみれば自分も疲れを感じます。
>職場では何とか人間関係はうまくやっていますが・・・。
>いい感じのうまい人との距離感が取れないのです。
>近いか、遠いかの極端なのです。
とりわけ発達障害を抱えていると、定型発達者(=発達障害のない人)が当たり前にできることが自分にできないことで無力感を感じ、また無理に定型発達者に合わせた行動をとろうとすると、本来の業務の他に不慣れな作業が入るために、人間関係だけでも仕事以上の疲れを感じることが多いです。
>また、携帯のメールなども返事がないとものすごく不安になり、
>自分はもう嫌われたのではないか?と思い、そう思い込むとどんどん不安に
>なります。
>大人になってから、自分の性格にもてあまし、コミュニケーションの難しさを
>実感しているところです。
これはもしかすると2次障害かもしれませんね。
ASやADHDなどは日常業務やコミュニケーションで感じる無力感が抑鬱状態を招いたり人生に自信を喪失させたりすることが多いので、鬱病や自律神経失調症、パニック障害や心的外傷後ストレス障害、強迫性障害や不安神経症、等々といった2次障害を招きやすいことが言われています。
医療機関と連携を取り合って早期に対策を考えられたほうがベターでしょう。
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