|
私も身につまされる思いです。
▼たーちゃんさん:
>拘りがきついのか、思春期以降、醜形恐怖に悩み続けています。発達検査を受けなかった前の病院では、人格障害が疑われていました。
> 他人が自分の身体に関して言った言葉を、いつまでもしつこく覚えていたり、自分が知った、身体に関する客観的データと比べて、自分が標準から大きくズレてことを悟り、視野が狭いために気持ちが切り替えられず、「そんなに容姿が変なことないよ!」とか、「もっと不細工な人だっていっぱいいるよ!」といった家族の励ましも、何の慰めにもなりません。強迫的に自分の容姿に拘り続けてしまうのです。
私の意見としては、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も疑ったほうがベターだと思います。
PTSDはいじめだけでなく統計学的データやTVドラマ・ドキュメンタリーなどで起きる可能性もあると私は感じており、自分が「標準的な人間」からあまりにもかけ離れている、という意識があるとそれだけでもストレスに感じやすくなります。
つまり統計データはウソをつかない、TVドラマやドキュメンタリーは多数派の価値観を押し付ける、そういった点で私もそれらの存在が時々攻撃的に感じることがあります。
それでも、人間関係が順調なケースではあまり気にならないでしょう。
人間関係でいじめや理不尽な会社人事などの不利益が多ければ多いだけ、「標準」に追い着こうとするのはそれだけでもかなり神経をすり減らし、限界が見えたときに抑鬱状態に陥りやすいと、私は感じています。
しかもそれは、たとえグレーゾーンであっても発達障害の介在によって傾向が加速されるでしょう。
> 18歳の頃よりは大分楽になりましたし、今は薬で強迫観念を緩和させているので、特定の状況を避ければ、何とか外出もできています。
結局醜形恐怖というのは価値観を修正すれば解決できると私も考えていますが、やはり発達障害があれば、また人間関係の不利益に由来するPTSDがあればそれだけ困難をきたすことは避けられません。
幸い、強迫性障害の治療のほうが順調なようなので、このまましばらく様子見で大丈夫かと存じますが、強迫性障害も慢性病です。治療成果がなかなか上がらないと苛立ちを感じることもあるでしょう。
必要ならばセカンドオピニオンもいただいて構わないかと存じます。
|
|