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▼zeroさん:
こんにちは。とてもきめ細かな指導をしていらっしゃって、素晴らしいと思います。その子もうれしいと思いますよ。
診断を受けるかどうか。我が子の時にも迷いました。単にレッテルを貼るだけではないか、周りの目が怖いなどいろんな思いがありました。ですが、教員としての立場上、いろんな意見も聞きました。そしてわがままととらえられることやほうっておかれることの怖さと、叱られ、「できるはずでしょ!」と追いつめられているわが子の姿に押されて5歳の時に診断を受けました。それ以来、学校にも喜んでいけるようになり、まだいろいろ問題はありますが、適切な指導を受けられることへの喜びは感じています。ですが、保護者に対しては、現在は、こんなことで困っていますということですらなかなか言えない世の中です。ベテランの先生でもどのように親に伝えるかかなり配慮していらっしゃいます。zeroさんの学校と同じで、家の学校にもたくさん支援が必要な子がいて、毎日廊下や階段に転がっていてびっくりします。声をかけると手をにぎってきたり、作った折り紙作品を見せてくれたり・・・大変なんだけどかわいい子たちばかりです。ですが、支援教室はなく、先生方の手も足りず、(副担任っていいですね。ないです)毎日こんな状態でいいのかと思います。
診断を受けることは大事だと思いますが、それよりも何に困っているかを適切に把握してその場で支援していくことの方が大切だと感じます。診断により過度の支援を周りがしてしまうこともあると聞きました。お家の方との人間関係がうまくいかないときにはなおさら診断よりも困っている時への適切な対応を考えていく方がよいのではないでしょうか。子どもの状態が良くなればお家の方とも良い関係になるかもしれません。(甘いでしょうか)zeroさんがその子のことを考えてやったことが療育になっていると思います。医療機関へいくことは専門家の意見も聞けて助かりますが、一番身近にいる人による支援が適切なのが、一番大切だと思います。
子どもがわがまま、親がわがまま、教員としては恥ずかしく、親としてはつらく、毎日そのような言葉を聞いています。知識も十分ではないため、うまく反論もできず、またどちらの立場でいっても未熟な自分は孤立しそうで怖いのです。zeroさんのようにがんばっていらっしゃる方がいると、がんばらなくては、と思います。
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