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▼チムママさんへ
こんにちは。
我が家の場合、チムママさんと同じ様な場面にまだ出会っていなのですが、自分の周囲へのカミングアウトに付いて、少し書かせていただければと思います。
私の場合、追い詰められた状況という事もあったのですが、『アスペです』と言っても、聞く側はわからないようでした。
むしろ、音を拾いにくいですとか、皆さんが瞬時に判断できる事が少し時間が掛かったりしますとか、皆さんが10できることが7位しかできない事があります。でも、自分のできる限りは頑張りますという伝え方をしています。
ご本人に告知していない事も、気にすることだと思いますが、周囲へのカミングアウトは凄く勇気のいる事です。
それに、誰にでも話して良いという事でもないようです。
『それって、心の病気なの?』とか『人並みに出来ない』と言うような誤解や偏見を投げかける方がいるからです。
凄く理解を示してくれる相手には(信用できる相手には)、『脳機能の障害があってね』と伝えれば良いのではないでしょうか?
不特定多数の人には、具体的に、こんな事が皆さんよりちょっと苦手ですとか、こんなことが皆さんに着いていけないことがあるかもしれません。でも、本人は精一杯やっているので、長い目で見てやってくださいと言うような伝え方はどうでしょうか?
私のように、周囲の人にカミングアウトするのには、それなりの心境がありますし、こんな障害があるから、周りの人は気を使ってよとは思っていません。
ただ、時々、皆さんの思っているように自分が活動できないので、そういう時は本当にごめんなさいと言うような意味合いの方が強いと思います。
カミングアウトされる側は、こちらの障害肯定せよとの感情の垂れ流しのように思われるかもしれません。
でも、こちら側にも、結構切ない思いつめたものがあるのです。
まともな大人になれない自分を責めているし、一生抱える障害であるのに、頭がおかしいと言うような言葉で傷付く事もあります。
大人の思いが先立つのではなくて、お子さんにとって、困っている事を率直に伝える事が一番理解されると私は思います。
困っているという事が伝われば、周囲のお子さんも中には、手助けしよう、大らかな気持ちで見てくれるなどの気持ちが出てくるのではないかと思います。
障害だとか、まして心の病気などと言う言葉は、普通学級の保護者の方からすると、お願いすることは耳に入らず、その言葉が強烈に残ってしまうと思います。
(事実、うちの下の子の保育園の年中の時はそうでした)
確定した言葉は使わなくても、相手に伝える事は出来ると思います。
何より、告知前のお子さんが、一番良い形で生活できる事を祈っています。
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