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▼ゆこままさん:こんにちは はじめまして
お兄様の事 心配ですね。私も以前 夫より肉体的、精神的な暴力を受けていました。それで ついおせっかいを焼きに出てきました。アスペについては まだまだ勉強中でよく分からないので 他の方に譲るとして、DVについてですが、私は例え何があろうと暴力を振るってはならないと思います。DVというと 男性から女性への暴力の事だけと思われがちですが、もちろん女性から男性への暴力もあります。暴力の種類も、身体的な暴力・心理的な暴力・経済的な暴力・性的な暴力等色々あります。
DVについてだけ言えば 「家庭の中の事は自分達でどうにかすべき」「そんなに困っているのに何故別れないの?」など言われがちですが、被害者は かなりの確立で学習された絶望感、無力感に支配されている場合が多いので 心理的に逃げ出せない状態にいます。DVを目撃された方は 当人同士の問題だからと見てみぬふりをせず ぜひ関係機関に通報して頂きたいなと思います。DVは犯罪です。
ある心理学者の有名な研究があります。犬を檻に入れて 良い事をしても悪い事をしても電気ショックを加えます。(虐待します)はじめは 抵抗していた犬も 次第に大人しく電気ショックを受けるだけになり、最終的には無気力になって檻を取り払っても逃げ出さないそうです。DVの被害者にも同じ事が言えるそうです。何故 被害者は逃げないのか?いえ、逃げ出せないのです、そういう心理状態になっているのです。
それから 子供が暴力の目撃者になるというのは 心理的な虐待を受けるのと同じだそうです。目撃者である子供が大人になった時、加害者あるいは被害者になる確率が高いそうです。
DV被害者には助けが必要だと言ってきましたが、何もゆこままさんが一人で全てを抱え込む必要はありません。色々な所に相談する事をおすすめします。私は それこそ 児童相談所、女性センター、保健所、精神科、親戚と色々な所に相談に行きました。結果的にそれが良かったと思います。ただ 残念な事に 男性への援助は立ち遅れているかもしれません。
○周囲の人にできること http://www.geocities.jp/naduna2000/
より引用させて頂きました。
1.まずは「聴く」こと
耳と心を傾けて聴いてあげてください。当事者に対し、貴方の価値観や判断、解釈や分析を押し付けないでください。
2.当事者を責めない
「なぜ、逃げなかったの?」「私なら立ち向かうわ」「なぜ、そんな人と結婚したの?」・・・それは傍観者だから言えるセリフではないでしょうか?裏を返せば「当事者が悪い」と言っているのと同じです。「なぜ〜」という言葉は、当事者を責めるのと同じです。
3.「あなたは悪くない」と伝えること
当事者は多くの場合、「自分が悪いから」「自分にも原因がある」と思い込まされています。思い込まされているのに、またさらに周りの人から同じように言われれば、ますます自分を責めます。
4.「あなたは一人ではない」と伝えること
5.「人に助けを求めることの大切さ」を伝える
6.「加害者の人格批判」はしない
状況によっても異なりますが、当事者は相反する感情を持っています。加害者に対する愛情や「直ってくれるのでは?」という希望を抱いている場合、「自分が悪いから」と思い込んでいる場合もあります。当事者が相反する感情を持つのも、気持ちが揺れるのも当然のことなのです。加害者の「人格全て」を否定する言い方をすると、当事者はその相反する感情から加害者をかばうこともあり、それは貴方の苛立ちや無力感を生み出すかもしれません。また、当事者自身その相反する感情に心が引き裂かれてしまいます。
7.「中立」ではなく「当事者寄り」の立場で
「中立」は公平なことだと一般的には思われています。でも。「被害者」と「加害者」のように、力が対等でない場合においては、「中立=加害者寄り」になってしまいます。
8.当事者の気持ちを尊重しながら共に歩む
9.全てを抱え込まない
貴方が、友人・家族・隣人の立場であれば、当事者に対して「できること」と「できないこと」があるのは当然です。「自分に何ができるか(できないか)」を見極めることも必要です。
10.当事者の安全を確保する
11.共感と同情の違い
「助けてあげたい」「何とかしてあげたい」という想いが、同情や哀れみにならないように気をつけてください。同情や哀れみは、上の立場から見下ろされているように感じます。
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