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▼みたらしさんへ
その後、眠れていらっしゃいますか?
体調はいかがでしょうか?
>4歳、高機能自閉症の子供がいます。
>
>週1で療育に通っています。
>椅子に座り先生の話を聞く、お友達とかかわって
>遊ぶ事などを教えてもらっています。
>
>でも、私、先の見えないことに疲れました。
>
>早期療育って本当に意味があるんでしょうか?
私は、早期療育は意味があると思いますし、必要な事だと思います。
もし、小さな頃に障害に気がついて貰えず、ある程度の年齢がきて問題が起きたとします。
その時には、本人の中で、もう人と付き合う方法や相手をどう思うかについての見方が固まってしまうとします。
問題が起きた時に、それを修正しようと思っても、とても困難です。
これは、自閉症スペクトラムの人たちが、一度刷り込まれたことを修正したり、違う考えや行動に変える事が難しい人たちだからだと思います。
それを考えると、適切な人との関わりを、完全でなくてもやんわりとでも小さな頃に学んでおく事はとても大事な事だと思います。
これは、人との関わり方のパターン(引き出し)を増やしてあげる事だと思います。
今、みたらしさんにお子さんの障害が早くに分かってラッキーだと言っても、療育に掛かれる環境あるのはラッキーと言っても、それをみたらしさん自身が消化するのは難しいでしょう。
でも、今やっている事が実を結ぶ日はきっと来ると私は思います。
子育ては、障害・定型関係なく、すぐに答えの出る事はありません。
お子さんが大人になったときに、ご自分がこれでよかったのだと思えることが、きっと答えだと私は思います。
療育や、日々の生活の中でみたらしさんの心が疲れてしまっていなければいいがと思わずにいられません。
いつか、自分がこれでよかった、やれるだけの事はしたと思えるには、今の自分が疲弊してしまうと続きません。
みたらしさんのお気持ちを聞いてくださる、親へのフォロー体制は行政などには無いでしょうか?
カウンセリングなども有効だと思います。
行政によっては、子供の療育と親へのカウンセリングがセットになっているところもあると聞きます。
一度、ご自分の今のお気持ちを吐き出してしまう事も、周りまわってお子さんの為になると私は思います。
子供が成長と言う大きな跳躍をする前には、大きくちぢむ事も大事です。
そういう、成長が遅々としてちぢみの体制に入っているときは、親はしんどいものですが、蓄積されたことは必ず跳躍へと繋がると思います。
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