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▼秋桜(管理人)さんへ。
こんばんは、たもっちです。
私が実家の北陸地方の某都市に住んでいた22歳の時、母親と一緒に東京の某クリニックへ行って自閉症か否かの診断を受けに行きました。
その当時は、自分自身が「ひょっとしたら自閉症なのかもしれない。知的には問題は無いが、社会性や対人関係形成能力、言葉と絡めた応用能力に問題があるのだから・・。今のままでは自分自身の将来や行く行くの母親亡き後、姉が嫁に行ってしまった後の事を考えるとどうしよう・・。非常に不安で仕方が無い。」との不安と「自分自身が自閉症と診断されたら、みんなから馬鹿にされるどうしよう。」との恐怖感で一杯でした。当時の診断では「知的障害ではない」と言われました。その時に私は、葛根湯系の生薬を調剤された事を覚えています。自分自身が母親から「病院から調剤された薬品によって副作用が起こってしまい、症状が却って悪くなった知り合いの自閉症児がいる。とにかく薬は怖い。」と言われたので、薬品に対する恐怖と不安は認知しておりました。
漢方系の薬品が調剤された時には、私も母親も非常に「ホッ」としていました。
その翌々年の春には当時勤務していた社会保険事務所を退職し、更にその翌年の春には東京都の鍼灸マッサージ専門学校へ入学し、卒業して資格を取得してからは、鍼灸マッサージの道を歩んでいます。仕事を進んでいくうちに「薬品以外でもてんかんや二次障害を鍼灸マッサージを使って医療補助行為が何とか出来たらなあ。」と思うようになり、時にはそれらについての独学をした事がありました。その思いに駆られ、現在では「利用者様のリラクゼーションと触れ合い」を目的に北陸地方の自閉症者施設へマッサージボランティアへ行っています。
発達障害の二次障害の各疾患に対する医療の分野で、東洋医学の知識や技術がより浸透すればと思っている今日この頃です。
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