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チェリーさん はじめまして!
みたらしさんこんにちは!
私は4人の子どもの母親です。「しつけ」は「おしつけ」ということを4人の子どもとの生活の中で、実体験させられ、子ども自身が自分で自分のことを決めて成長していくことを、支える存在としての親の役割を日々模索している者です。
叱ることは基本的に必要ないと思っています。叱られるという経験をとおして、子どもが親や大人の言うことを聞くようになるというのは、「しつけ」がうまくいっているのではなく、子どもが大人の権力の行使(支配)に屈したということで、子どもの考える力はけっして育っていないと思わされるのです。
けれど、親である自分の不完全さや自分のエゴによって、私自身ががまんしきれずに感情的に怒ってしまうものだと、私は考えています。冷静に叱るなんていうことは、大人の屁理屈だと思います。人の心を動かすのは、「ほんとうのきもち」だけです。そして、私たち大人がその本当の気持ちを素直に伝える努力をすることが大切だと思わされています。命令や禁止や叱責という相手を否定する表現は定型の者でもなかなか素直に受け入れることができないものです。それよりも「私はこう思う」というかたちでそっと自分の気持ちを相手の前においてみる、二人でそのことを考えてみる・・。そんな思いでむかいあってみると、頑なだった相手の気持ちがほわっと柔らかくなります。「どうしてそんなことをするの?」と責める前に「そうしたいと思ったあなたの気持ちを知りたいな。」と聞いてみることで、我が家では意味のない感情のすれ違いを回避できるようになりました。試してみてください。
大学生から小学生の我が家の子どもたちは、学校であったことをいろいろ報告(嬉しいことも困ったことも)してくれるので、食卓はとてもにぎやかです。
自分の思いを自分の言葉にすることで、自分が考えていることを外から見つめることができるのです。お互い(親も子も)にわがままがむきだしになって、衝突することが多い毎日ですが、理解しあうためには大切なトラブルだと思うので、「声をあらげても、涙になってもいいから思いを聞かせて」と子どもにぶつかっていきます。最後には笑顔で「ごめんね」と言いあえるまで・・。
えらそうに書いてしまいました。あくまでも我が家の場合です。参考になるとうれしいですが・・。
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