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ケイさん、はじめまして!
みなさんの書き込みを読ませていただきながら、朝、一人で起きることができないというのは、ASだからということではないような気がしてきました。
実際、我が家の子どもたちも、なかなか自分で起きることができません。義務教育中の子どもの場合、親をたよりにしない(甘えない)で自分でなんとかしようと自覚すること、「自分の責任できちんと起きることができるように段取りをつくろう!」という気持ちが育つためには・・・??うーん、むずかしいですね。「もう、絶対起こさない!」と突き放すのではなく、よく話し合って、「あなたの人生に大事なことがなにか?」を自分で考えることができるような場所を作るのが一番大切なことかもしれません。
・これ以上寝ていると、学校に遅れる〜!というぎりぎりに時間(本人の申告)までは起こさない。
・どうしても起こしてほしい時間がある場合は必ず前の晩に依頼しておくこと。
という約束をしているので、大体起こすと「起こしてくれてありがとう」と起きてきます。
起こした時に不機嫌な朝は、きまってなんらかのシグナルだったりします。(学校でゆううつなできごとがあったなど)友達関係のすれちがいや、先生の一言など、小さなとげがチクチクささっても 子どもの心はずーんと重くなってしまうようなので、一度起こして不機嫌な様子で親に当たってくるときは、「起こしてくれてありがとう」と言えない気持ちを表している子どもの背景に何があるんだろう?と親が心配に思っている気持ちが伝わるような言葉を選んで会話をするようにしています。
朝のあわただしい時間だからこそ、笑顔ですごしたい!でも、やらなければいけないたくさんのことがある・・。私は子どもにやらせなければいけない!と頑張っていた時はとても、いらいらしておこりっぱなしでした。少し角度を変えて、子どもが自分の人生を自分で生きていくんだ!と少し、私が子どもから離れることでとても楽になりました。時間がたっぷりある時、(特にその日の朝、親子で衝突してしまった日の夜などに)「学校にいくこと」の意味を子どもと考えあうことで、「親に命令されて学校に行かせられるのではなく自分が行きたいから行く」ということを子ども自身が自覚できるような時間を持つのもいいと思います。
「遅刻しないで行きたい」という思いが育ってほしいですね。(そんな魅力的な学校ってほとんどない?でも、いやなことばかりだけど、一人か二人か心を通わせあえる友達や担任ではないけれどほっとできる先生がいればなんとか出かけていけるようです。)「遅刻させない」ために親がいらいら怒るという事態から、「自分の力で起きる」ことをめざしていろんな工夫をお子さんと一緒に取り組んでみると、失敗しながらも自力で起きることができるようになっていくのではないでしょうか?
とはいえ、ASのお子さんのパニックや衝動的な怒りに、毎朝むかいあうお母さんはとても大変だと思います。私の場合は保育という現場でASの疑いのあるお子さんとの毎日を経験しましたが、パニックや怒りの起爆剤になる原因がわたしの一言だったりすると、「あっ、今地雷ふんじゃった」という事態にどっとへこんでしまいます。
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