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▼marioさん:
初めまして♪(^o^)/ Chiquitita(チキチータ、43歳♂独身)です。
息子さんの行動に、私の経験とオーバーラップするものがあったので、たまらずレスさせていただきました。
ビデオゲームの依存状態は、私も非常に深刻でした。特にアーケードゲームにはまっていたので、大学生の時は下宿の家賃を踏み倒したことさえもありました。
また、自分の興味のあるテーマでないと会話ができないことは、発達障害を特徴付ける行動の一つですが、その背景には、本人が弱点を会話の相手に悟られることを極度に恐れるのが原因ではないのかという観測があります。
まず、依存状態についてですが、息子さんは勉強にもスポーツにも自信を失っていらっしゃるのではないでしょうか?
発達障害の当事者(グレーゾーンも含む)は得意/不得意の差が大きく、不得意項目を無理にマスターさせようとしても、挫折することが人一倍多いです。必ずしも「興味のあること=得意なこと」ではないので、自信喪失につながりやすいです。これは、一過性の精神病には見られない特徴で、思春期を過ぎても解決しません。
たまたまビデオゲームが得意だと、日常のストレス解消の手段もこちらに向いてしまいます。
私から提案できることは、息子さんがビデオゲーム以外で何に興味があるのかを親御さんが把握し、徐々にそちらに導いて行くことでしょう。
また、プレイする時間の制限も、いきなり30分といった短い時間ではなく、最初は60分からスタートして、慣れてきたら5分ずつ短縮していくほうがベターでしょう。
次に、自分の興味のある話題でないと会話ができない問題です。
当事者の多くは、私も含めて職場や学校・サークル・町内会などのコミュニティ内で、一般的な世間話について行くことに困難を感じています。
その理由は、興味のない話題について、どのように対処したらよいのかが解らず、コミュニティ内で浮いてしまうからです。とりわけ、「他の参加者のみんなが生まれ育った環境が天国で、私の生まれ育った環境が地獄に感じる」程発達障害に対して偏見のひどい環境を味わってきた私は、自分の興味のある話題でないと会話が困難な発達障害の特性故に実際よりも馬鹿だと見られているかも知れない、という不安に毎日怯える生活を長年送って来ました。
このために私が身に付けた防衛策は「毎日新聞を読む。もしくは毎日TVのニュースを見る」ことでした。おかげで、時事ネタでも会話を引っ張ることができるようになりました。
また、私は他の参加者の多くと違って、身体障害も同時に抱えています。長らく身体障害にも偏見のひどい地域に住んでいたので、いじめの被害が深刻でした。現在もPTSDのために心療内科に通っています。
会話を常に自分のペースで進めないと不安なのは、自分の弱点を攻撃されることを極端に恐れているからだとも考えられます。
たまには背後の高い位置からでなく、同じ高さの目線で向かい合って、友達として接してあげましょう。
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