|
▼とうふさん:
>「うつ病:適切な治療を受けているのは1/4」
>という新聞記事を見つけました。
>
>鬱の不適切な治療例として、
>「2種類の薬を少量投与されている」
>が挙げられていました。
>以前のかかりつけ医や友人のかかりつけ医も
>2種類の薬を少量処方しているので驚きました。
>
いや逆に『カクテル処方』といって、「1度に飲む種類が5種類…1日ののべ個数15個」なんていうほうが危険です!
中には、ほぼ作用が同じであるような薬が2種類だぶって出されている場合もあって、
http://www.info.pmda.go.jp/info/pi_index.html
のような医薬品の情報が見られるページでしらべていると、首をかしげてしまいます。
私の母は、5年前、心労から統合失調症の『陽性発作』を起こしてしまい、半年ほど山里にある病院へ入院して、そのあと通院してたくさんの薬を飲んでいたのですが、2年後急に腰が硬直して歩行が困難になり、転倒して顔に軽傷で済みましたがけがをしてしまいました。
これはいけないと思って、母の郷里の地方都市で、私のおじいちゃんの知り合いのお医者さんから紹介されたクリニックで診察を受けると、薬の過剰投与から来る『パーキンソンニズム』のうえ、肝臓の機能も低下しているとのことでした…
そこの先生の判断で、薬を『効きが緩やかな新薬+副作用止め』という2錠のみにしたところ、次第に症状が改善し、現在ではすっかり持ち直しました。
効き目が近い薬を何種類も出されると、副作用が生じた時、「どの薬が原因か?はたまた相互作用か?」と検証項目が増え、迅速な対応ができないこともありえます。
こと発達障害系では、ここは慎重でなくてはいけないでしょう。
むしろ、子ども(大人本人の場合は自ら)の投薬中の状況を綿密にみて『何か変だ!』と思ったら直ぐに主治医さんへ伝えるというように、しっかりと情報のやりとりをしたほうがいいでしょう。
|
|