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自分なりに番号を振って考えてみました。
1.なぜ皆、心に浮かんだ事やその場で感じた疑問や驚嘆などを口に出して言わないのか・・・?
2.なぜ、皆わりと常時ニコニコしていられるんでしょうか・・?(私にとっては常に外の世界はストレスだらけなので、疲労困憊の状態が多く、また考え事をしてたり悲観的な思考になりやすいため、不機嫌そうに見られる事が多いです・・・)
3.イラっとしても、大方の人はどうしてそれを表に出さないでいられるのか?
1.「感じたことを言った場合、聞いた人がどのように感じるか。」ということを、言う前に頭の中で予測します。「自分の気持ちを素直に言っても大丈夫な相手かどうか」という点を特に考慮します。自分に好感を持ってくれている人なら、少々おかしな事を言ってしまっても許してもらえる可能性が高いので、あまり心配せずに、ストレートに思ったことを口に出来ます。反対に、あまり心を許していない間柄の人と話す時には、誤解が大きくなりかねないので、当たり障りのない事しか話しません。
2.私も、仕事がハードだった日には、家では疲れてしまってニコニコ出来ません。職場では、「いつも笑顔でいる人」というキャラを保とうとしている(そのほうが、職場の人間関係がうまくいくと自分では思っている)ので、仕事が終わると、どっと疲れます。
ニコニコするのには、エネルギーが要ると思うので、ASの人のように、周囲の人と付き合うだけでも大変なエネルギーを要する人が、ニコニコするのが難しいのは、想像に難くないです。うちの中1AS娘も大抵不機嫌そうな顔をしています。
3.「他人に感情の起伏が大きいと思われるのは良くない。」と、私は母に子供の時から教えられてきました。でも、ずっとイライラした感情を表面に出さず、自分の中に持っているのは苦しいので、心を許せる相手にちょこちょこ愚痴をこぼして解消するようにしています。
書いてみて思ったのですが、やはり、相手によって自分の感情の出し方を無意識に変えている部分が大きいです。安心して話せる人の数が多いと精神的にものすごく楽です。
私にとって、使い分けが特に必要なのは、職場です。努力して、1/3くらいの人とは気楽に話せる仲になっています。1/3の人とは普通。1/3の人とは、かなり気を遣って付き合っています。私は人付き合いはどちらかというと、いいほうだと思います。それでも、なかなか人付き合いは難しく、よく気疲れしています。定型の人間にとっても、人付き合いは一生の謎で、修行です。
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