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▼マインドさん:
>不安が強いため何度も自ら入院を希望し、この前の外来でついに主治医の先生から見切りをつけられました。
>前は特別に、週に1回、1時間診察してくださっていました。私がよく夜に病院に電話したり夜間救急に行ったりするからです。
>ですが、これからは一般の患者と同じ時間しか診てくださらなくて、通院ペースも2週間に1回と減らされました。とても心細いです。
>他の病院も紹介されましたが、アスペルガーが不得意分野らしく、即断られてしまいました。
>
まず、大抵の精神科の病棟というのは、ある意味『統合失調症』の急性期の人や『躁病』の人など、かなり混迷した状況の方が入ってくる現場であり、また外来も、入院後の『アフターケア』的なことで来ている人が多いものです。
よって、『比較的に軽そう(?)』な感じに見えるAS者は、案外厄介なものと捉えられているふしもあるのかもしれません。また、逆に、病室が相部屋しかない場合に、「やたら騒ぐ人と一緒に…というよりは、自宅のほうが安心してこの人は休める」という気遣いをしている場合もあります。
とどのつまり、ASはまだ『知名度』が低い障碍で、しかも『軽症』と見られることが多いのです。
医療という面以外でも、2次障碍で『苦しい(>_<)』思いをしている方が多いのですが、障害基礎年金の『支給対象疾病』の中には、『アスペルガー症候群』という記載がないのです。
さらに、精神障害向けのディケア・生活支援センターも、おおかたの利用者は、入院後の統合失調症者ということになり、あまり活発でないASの人が行くと、話が合わなかったりして、まるで『ナキウサギ』のようにびくびくしていないといけないのが現状です。
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