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▼甘口マイルドさん:
はじめまして。ロム専の、おっかなびっくりと申します。
6才AS男児と、42才母親の私もASです。
>「過保護だ」と言われ、落ち込んでいます。
私もそうでした。
>「過保護が、かえってそうさせているんじゃないの?」とか、
>「お母さんが何でも心配してやれば、本人は楽でしょうけど、
> その分、何もできなくなるんじゃないの?」とか・・。
このテの意見はうちの場合には全く当てはまらないと(試行錯誤と、勉強と、自身の過去と、考え抜いた結果)確信できたら、私自身とても安定しました。
>本人は、「ごめんな。自分でもわからん状態やねん。
>けど、いい親だと思ってるよ。」と言ってくれ、
こう言える息子さんであれば、多分過保護ではないと思いますよ。カンですけど。自分の状態を「自分でもわからん状態」と自覚できて、「いい親だと思ってる」と人の気持ちを思いやれる。
ASの子供は(私もそうでしたが)母親の助けなしにこのレベルの心理状態になれません。(私はもっとムチャクチャでした)
>そんなこと子どもに言わしてしまった自分が情けなく・・・。
心のコミュニケーションができてかえって良かったと思いますよ。
>親から何をしてほしかったですか?
>どう助けてほしかったですか?
>何を言ってほしかったですか?
高校になじめなく、些細な事にこうるさい学校に嫌気がさしてやめたかったのですが、当時は大検という選択肢もフリーターという選択肢もなく、(あったのかもしれませんが、我が家にはありませんでした)「やめてどうするか、現実的な代案が無いのにやめる選択はありえない」と父親に言われ、寝ていると髪をつかんで引きずり回されたので、仕方なく3年間登校だけして、学校ではいつも寝ていました。
神経も睡眠の生理もズタズタにこわれました。私の人生はここで終わりました。死ぬ勇気がなかったので、(死ぬのは本当に怖いです)今までズルズルと生きていますが。
ごめんなさい私のことではなく、息子さんも今極限状態だと思います。20数年前と違い今の子供を取り巻く社会環境は本当に厳しいと思います。
そういう苦しさを親にわかってもらいたい。
進路指導。社会に出るための道筋を自分で試行錯誤するよう放り出されるのでなく、なにになれば良いのか、そのために何を勉強すれば良いのか、その勉強ができるようにするにはどうしたら良いか、ということをスモールステップで一緒に考えて欲しかった。
「イヤな事はイヤでいいんだよ」と言って欲しかった。
というところです。
お母さんは過保護じゃないですよ。
ASの子供は経験から学べない。
ASの子供は知的障害のあるなしにかかわらず、手厚い保護と教育が必要なのです。必死にもなります。
定型発達の子供にかかわる人とは、テンション違って当然ですよ。
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