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▼ひまわりのようにさんへ
はじめまして。KAZEと申します。
アスペの小2の子供がいます。
息子は、多動・衝動性・LDを伴うアスペで、昨年入学してからは、教室に居る事が出来ない事から、半年近く私が付き添いをして、学校生活を過ごしたほどでした。
徘徊のお子さんについて、よく、その教室に居られない事や、徘徊自体の『事象』自体を問題としますが、私は、それは間違いだと考えています。
飛び出したりする事象自体は、『結果』であって、『要因』に対して対処することで、教室に居られるように、徐々になっていくると思います。
事実、息子は、教室居られないところから始まり、今では、課題に向かって30分ほどは教室内にいられるようになりましたし、残りの時間も、図書室で過ごすなどの、ウロウロするような事はなくなりました。
音の過敏は無いだろうか?
席の近いお子さんに、ご本人が気持ちが動いてしまう行動を取られているお子さんが居ないだろうか?
(例えば、鉛筆をぐるぐる回すようなことが、気になってイライラする場合もあります)
光過敏はどうだろうか?
勿論、取り組む課題自体も、本人が興味を持つものだろうか?
要因を探ってみる事も大事だと思います。
ただ、一つ気になるのは・・・
45分間全て、集中して課題に取り組めるだけのものを、先生に考えてもらうと言うのは、定型発達のお子さんでも無理だと思います。
定型のお子さんは、多分、少し我慢しても取り組むと言う、『耐性』が私の息子のような子供よりもあるのだと思います。
ですから、私も最初から、息子に45分間座っておいて欲しいとは願いませんでした。
ほんの3分・・・5分・・・10分・・・15分と時間を伸ばしていきました。
みんなと同じ様と望むのは、痛いほどわかりますが、まず、お子さん自身が出来そうな時間的な長さから、始められてはいかがでしょうか?
赤ちゃんが突然、歩き出すことは無い様に、ハイハイ・つかまり立ち・つたい歩き・歩行となるように、長い目で見られてはいかがでしょうか?
学校と言う枠組みの中に居ると、自分の子供の成長の遅さを嘆く時が、沢山ありますが、いつか帳尻合えばそれで良いと、私は自分を戒める時もあります。
私もスペクトラム当事者ですが、何より、『普通』に出来ない事、みんなが出来るのに、自分だけが出来ない事を、親や教師からプレッシャーを掛けられるのが、辛かったです。
皆に追いつく事が、その子の育ちではなく、その子なりの学びこそが、大きな成長に繋がると、確信していますし、自分の子を見ていて実証しています。
年齢的にも、適切な支援が得られれば、落ち着く時はきっとやってきます。
それまでは、辛い事もあるかもしれません。
お互い、のんびりいきましょう。
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