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▼ひまわりのようにさんへ>> ブロック操作が飽きてしまうのであれば、次に他のお子さんに迷惑にならない程度の課題をお願いするとか、先生から、お子さんはだらけているのではないという事を、他のお子さんに説明していただく事も一つの手段かもしれません。
>それはやっておただいているのですが、私はそれでよいのかが不安なのです。ほかの子が45分取り組む内容を15分しかできないので、お絵かきなどをすれば座っていることはできるのですが、当然授業内容は聞いていません。学習は遅れますよね?残り30分をただ座っていればよいとは思えないのです。それともやはり、ほかのお子さんの迷惑にさえならなければよいと思わなければならないのでしょうか?それよりも学習が進んでいるお子さんに発展問題をさせ、ゆっくりさんには基礎問題をさせるのと同じように、個の実態に応じた指導をやって頂ければと思うのですが・・・。>
ひまわりのようにさんは、同業者だからこそ、どうして?という思いに駆られていいらっしゃるのですね。
その辺の気持ちは、私には文面からは察する事が出来ませんでした。
すみませんでした。
私の息子はアスペですが、普通級ではなく、養護学級に在籍しています。
知的な遅れは、療育手帳も貰う事が出来ないスレスレ、基準の上をいっていますので、普通級の学習では追いついていけない、けれども時間を掛ければ、少しずつ学んでいける子です。
現在小2ですが、やっと小1の漢字をほんの少しと、足し算引き算を何とか取り組み始めた所です。
アスペと言うと、とても頭のいい子がいたり、大概は普通級での対応でやっていける子もいるようですが、そこに学習障害が、うちの子の様にのんびり型の子供は、とてもじゃないですが、普通級の学習スピードには追いついていけません。
それが解っていたので、我が家では養護学級を選ぶ事になりました。
私は、上の子の不登校やこの養護学級に通う息子の事などで、
本当に私の住む街の、多くの先生や教育委員会の人と出会ってきました。
でも、教育現場であろうと無かろうと、人はそれぞれに違って、それぞれのスタイルで勉強を教えますよね。
ある先生は、一人の子供を見ながら全体を教える事が出来、またある先生は、全体を平均的にすることで指導していく・・・
先生もそれぞれスタイルは違うわけです。
そして、そういったスタイルに、親は往々にして、合わせていきます。
でも、子供の方はなかなか合わせられないこともあるのですよね。
例えば、うちの子のような子は特に・・・
でも、私は馬鹿な母親なので、今まで多動で1分も座ってられなかった我が子が、30分も座っていられたら上出来だと思ってしまうのです。
ですから、正直な所、他のお子さんが45分座っていようが、一時間座っていようが、余り気になりません。
1分も出来なかった事が、今は30分も出来るようになったのなら、きっとそこには、子供本人が、30倍の努力をしたに違いないと思うからです。
勉強も同様です。
昨日、彼の頭の中に無かった知識が、今日、知識の一つとして、習得したのなら、こんなすごい事は無いと思っています。
定型発達のお子さんが、1打てば10響くように、成長できない我が子です。
でも、1打って0ではなく、1打って2響いたとしても、すごい事だと私は思ってしまいます。
>> そして、先生も完璧ではありません。
>それは私自身同業者なのでよくわかります。ですので、なおさら私だったらもっと授業を工夫するのに・・・と思うのです。
突破口は、貴方の中にある様に、この文面からは感じられます。
きっと、お子さんにとっていい方法をお持ちなのでしたら、提案されてみてはいかがでしょうか?
障害児教育の考えの中に、最近では多く使われる『ショートステップ』。
教育の現場ではとても、難しいという事がわかります。
私も、教育委員会や特別支援コーディネーターの先生と、そんな話は何度となくしてきました。
ですが、現行の基本40人学級では、それが困難な事も確かではないでしょうか?
そのために、アセスメントをたて、具体的支援をオーダーメイドで作っていけるシステムがこれから要求されるのだと思います。
そういう意味では、ひまわりのようにさんは、教育現場のことも充分にわかっていらっしゃるのですから、今現在できる、具体的な支援の提案もしていけるのではないでしょうか?
そういう意味では、貴方のような人がもっと増えて、教育現場にもっと具体的な働き掛けが出来ていく事で、その輪が広がってくれたらと思わずにはいられません。
>> 適切な支援を持っていても、誰も何もしてくれません。
>> これは、アスペ・エルデの会の辻井先生の受け売りですが、誰かがやってくれるだろうと待つよりは、今自分に出来る事、協力してもらえそうな事を、『具体的に』考え、行動する事は大事だと思いますが・・・
>確かにそうですよね。そのヒントがこちらでいただけるのが幸いです。
>ありがとうございます。
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