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▼Chiquititaさん:
返信ありがとうございます。
>私も、人間の脳をコンピュータに例えるなら、ASやADHDはメモリーの配分の違い、サヴァンは外部記憶装置(ディスク容量やメディアのタイプ)の違い、LDは周辺機器(ディスプレイやキーボード、マウスなど)やオペレーティングシステムの違いだと認識しています。
面白いですね。でも僕なら、普通の人達をWindowsのパソコン、自閉圏の人達をMacに例えます。
でもこの世の中は、ほとんど全てがWindows用にシステムが構築されているので、Macユーザーにはそれが障害になるのです。
ソフトウェアもWindows用しかお店に並んでいない状態では、Macユーザーはソフトウェアをインストールすることさえできない。つまり、学校や家庭で僕達自閉圏の人達向けの教育が受けられないから、自分らしい能力を発揮することができない。
もちろん周辺機器のデバイスドライバだってWindows用にしか開発されていなければ、周辺機器を使いこなすこともできない。つまり、僕達なりの勉強のやり方や体の動かし方で学問や運動を習得することができないから、学習障害や運動音痴、不器用さなどとされてしまう。
アインシュタインも視覚教育に力を入れるスイスのアーラウという町のギムナジウム(中等教育)で学べたから、言語の障害があっても学問を深めることができたと、ウィキペディアの「アルベルト・アインシュタイン」の項目にも書いてあります。
しかし現代の教育制度では、みな一様に教科書を使って文字や言葉による教育しか受けられないですし、数学なども公式を使って解ければ、公式を思いつくことができなくても点が取れてしまいます。
でも考えてみてください。最初に自然界から物理学の法則を発見したり、数学の公式を思いつく人は、文字や言葉で誰かから教わって思いつくわけではないのです。
アインシュタインだってその能力を生かして数々の発見をしたのです。
でも、そういう能力のある人も、公式を使って短時間で問題が解ける普通の人達と同じ方法で能力が測られる今の教育では、埋もれていってしまうのです。
ではいったい誰がこれから新しい公式を思いついたり自然界の発見をするのか?
それから社会性やコミュニケーションについても、Mac単体でスタンドアローンの環境ならば問題ないにも拘らず、Windowsマシンが大多数のネットワークに接続するから問題が発生するのと同じです。ブラウザが違うだけでなくプロトコルも違う。
だからその問題を解決するには、Windowsで構築されたネットワークを、Macに対してもオープンな環境にするしかないのです。
アスペルガーと言われる僕みたいな人間は、たまたまWindowsのプログラムをMac上で仮想化して動かすことのできるエミュレータを、試行錯誤で独自に開発できただけです。だから。
一応Windowsのプログラムを走らせることはできますが、Microsoft(普通の人のための発達心理学)の保証対象外なので動かせるソフトウェアとそうでないもののバラツキが出て、多種多様な症状が生み出されます。それに所詮エミュレータを介しているので、CPUやメモリに負担がかかります。それがうつや神経症、その他の二次障害として現れるのです。
だから今でも僕は、Word(読み書き)やExcel(計算)は苦手ですよ。(笑)
>参加者の皆さんが、「スペックの違いだけで実は故障のない」脳であることに気付けるようになるといいですね。知的障害のある自閉症でも、潜在能力はきっとあると思います。
僕はカナータイプの人達と幼小中を同じクラスで過ごしたのですが、彼らは僕みたいなアスペルガーよりももっと才能があると思いますよ。ただそれを上手く引き出すことができないだけです。
例えていうなら、GUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)が付いていないワークステーションやスーパーコンピュータ見たいなものだと思います。
だから僕は、
>>少数派の僕達自閉圏の人間が健常で、多数派の人達が障害である可能性も同時に含むからです。
こう言ったのです。これについてどう思いますか?
僕はこれから、もうWindows用(普通の人用)の無駄なソフトウェア(ルールやマナー)をインストールすることをやめて、Mac用(自閉圏の人用)のiLifeやiWork(?)を使いこなしていきたいと思っています。
Chiquititaさんはプログラマでしたよね? 僕はChiquititaさんみたいにパソコンに詳しくないので例えがちょっと不適切だったかもしれませんが、分かっていただけましたか?
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