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早速のお返事ありがとうございました。
個別にメールをさしあげても良いのですが、
アスペの掲示板ですので、「似た」方がいるかもしれませんし
情報共有できる部分は、ここで伺います。
字が読めるのはもちろんわかってたのですが、
文章を、どう読めないのか、理解ができなかったのです。
なんとなくわかってきました。
そっくりではないですが、語彙のこと、計算のこと、
普通に書いた字が読めないほど下手で書くのが嫌いな
息子と共通項があるなと感じています
イギリスのアスペの子も、字を書くのが苦手で
パソコンを使ってますが、日本の小学校はそうはいきません。
Lao さんの場合は
深く考えすぎるから、時間がかかる。
今、何が書いてあった?と読み返すことは、
一般の人でもよくあることだと思います。
>
>更に無理をして集中し読み続けようとすると、眼球の焦点調節機能が働かなくなって、文字がぼやけて見えるようになります。もっと続けると、体調が悪い時だとしばらく気を失います。(体の力は抜けないので、本当の失神とは違うかもしれません。)
これも、失神こそしませんが、一般の人も、読みにくい難解な文章を読もうとしていると、そのうち、ぼーっとしてきて、字は見ているけど、内容を読んでない、
ことが多々あると思います。
>
>これを緩和する方法としては、読むのにつっかえた時に、指で読んでいる所を指したり、マウスのポインタで追いかけたり、声を出して読むことをします。ただ気休め程度にしかなりません。
五感を動かして、集中させるということでしょうね。
声に出すといいのは、音読ブームでもありますね。
>
>それは、文章の種類や問題によって読み方解き方の工夫の仕方が違うので、実際に会ってみないとアドバイスはできません。
そうなんですよね。
文章の種類によって、出来不出来が違います。
でも、確実に、情報量の多い論文が苦手です。
今まで、片付けも苦手なので、情報整理が苦手なのかなと思ってました。
私自身もあまり情報量が多いと、読みにくいなと思います。
アスペの人は他人の気持ちが想像できない、とかいいますが
Laoさんのように、息子もそうですが、他人の気持ちの読み取りが得意なタイプも
いますよね。
物語の心情読み取りなどは、比較的得意ですが、それを気持ちとして文章に
表現するとなると、いきなり苦手になります。
息子には、聴覚過敏と難聴の傾向もあるようで、
(音は人よりよく聞こえるが、音の認識までに時間がかかる)
集中していないと、耳からの情報が、抜けてしまいます。
書いてあるものを読みたがります。
ただし、興味があって、集中しているときは、説明された細かな数字まで覚えています。
>例えば、英語圏などではディスレキシアの生徒に対して、リーディング・チューターという読み聞かせのボランティアもあると聞いたことがあります。
そんな聴覚の問題もあり、また、新任の担任の器量のなさから、
学校でボランティアをつけたいがいいか、と聞かれました。
指示が伝わらないと言います。
本当に、伝わらないようで、実験の授業を見た時、一人だけ
なんの用意もできておらず実験ができない状態のまま、どうしようとふらふらしておりました。
ボランティアは、知的レベルは高く学業面に問題なしということで、他の子にいってしまい、つきませんでした。
でも、放ったらかしの状態です。
あまりのひどさに、個別担当してもらえる通級を考えることにしました。
>今まで散々苦労してきましたが、確かに一般の教育法は逆効果だと思います。
>これは今僕が主治医と共同で研究してまとめているところなので、個人的にメールをいただければもう少しお話しできることがあると思います。
お言葉に甘えて、メールさしあげます。
ただ、アスペの子の勉強法には、親はみな関心があると思いますので
ぜひここでも公開して頂きたいと思います。
それから、最後に、失礼かもしれませんが質問です。
日本は学歴社会です。大手企業になればなるほどそうです。
今は変わってきてるといいますが、世の中の風潮は、有名大学を狙って
早いうちから入れてしまおうと受験熱が加熱しています。
企業も、学歴はないと言っていても、実際、採用してる学生を見れば、偏りがあります。
本当に「優秀」だから、たまたま、なのかもしれませんが、それでもです。
そんな中で、Lao さんは、どうやって勉強したり、大手企業に就職していくことが
出来たり、H2の開発に携わることができたのでしょうか。
(以前に書いてあったらすみません。)
高校は出てないけど、勉強したから雇ってよ、といっても、なかなか雇ってもらえるものではありません。
企業は営利ですから、大学の名前より、実力のある人間をとります。
でも、その「実力」を見せる場がなければ、わかってもらえません。
経験が豊富で実力がある、とわかれば、就職は次々声がかかるでしょう。
でも、そこまでいくのが、大変です。
Lao さんの精神的タフさがなければ、無理だったと思います。
アスペの人は、自己評価が低くなりがちだったり、営業的な「売り込み」は
あまり得意でないように思います。(一般的に)
でも、そうでなかったから、そうやって企業で活躍も出来たんだと推測しますが
どうやってこられたのでしょうか。
書ける範囲でいいので、Lao さんの軌跡をお教えください。
能力に偏りがあるアスペの子たち、日本社会でははじき出されやすく、
自己重要感もなくなりがちなアスペの子供達です。
日本の優秀な子、というのは、型にはまった優秀な子で
そういう子の中で意地悪な子は、アスペを目の敵にしたりします。
そういう外的要因によって、アスペの子の長所が潰され、自己否定的になっていってしまいます。
大人でも、自己否定的になり、周りすべてに文句を言い、自らは頑固で反省せず、
自分を変えることもせず、周囲からははずされていく、そしてまた文句を言う、
そんな悪循環に陥っているアスペの人は少なくありません。
でも、好きなことに夢中になれ、それを仕事にし、経済的にも
自由な生活を送っている、
そんな夢をかなえている人がいることは、希望の光です。
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