|
▼MMさん:
>はじめまして。
>現在、大学3年生ですが、就職について大変困っています。
>大学に入学する前に何度か就職しましたが、いつもクビでした。
>そろそろ就職のことを決めなければなりませんが、
>またクビになりそうで怖いです。
>私は、社員として働いた会社は3つとも3ヶ月以内でクビになりました。
>また、アルバイトも注意をされてばかりで雰囲気が悪くなり居づらくなって半年ほどで辞めてしまいました。
このへんから推し量るに、MMさんは、「自分にとって『仕事=』」ということで、すごく悩んでいるのだろうと思います。
世の中の人はたいてい、「そんなの『=お金を稼ぐことじゃん』」と、はき捨てるように云いますが、どうもあなたは、「いや何かもっと別の意味があるに違いない」と、それを探しているんだと思います。
後悔が無いように、今はそれをとことん探してみたほうがいいです。
>現在のところ、大学院進学が就職で考えていますが、
>就職するのであれば何かしら資格のとれる専門学校に通ってから
>就職しようと思っています。
私は1999年の3月に、とある大学の自然科学系の大学院を卒業しています。
しかしながら、ほぼ8年後の今は、大学院はおろか学部で学んだことでさえも『一切無縁』の、精神障害者小規模福祉作業所なる場所のメンバーとなっています。
学部生のころからうつを発症してしまい、それでも『院に行けば、何か見つかるかもしれない…』と一浪してまでして入りましたが、結局のところ『何も見つからず』というかたちでというか、『その分野でやってゆくには自分は不向き』と意気消沈してしまったというか、疲れ果てて、下宿先から家に帰って一ヶ月は、ただ家の部屋の天井を仰いで寝てばかりいました。
それを見かねた母は、市役所の困りごと相談へと僕を連れて行きました。そこで面談をしてくれた知的障害者更正指導員の方から、「うちのコが通っている福祉作業所でボランティアをしてみないか?」といわれたので、しばらく思案した挙句、思い切ってそこの敷居をまたぎました。
自分の微妙な立場もあって、1年後にはそこを後にしましたが、もらう賃金が1万円に満たないにもかかわらず、ひたむきにがんばっているメンバーさんたちを見ているうちに、はっきりと見えてきたものがありました。
それは『仕事=世の中をよりよい方向へ動かすこと全て』ということでした。
それから、障害者職業訓練センターへ赴いたり・職安で「これは無理」と端末を覗き込んでは帰るということをくりかえした挙句、『自分でもソコソコそういう充足感が得られるところ…』ということで見つけたのが、現在いる作業所でした。
という例もあります。
これよりもましな、MMさんなりの『道』をじっくり探してみてください。
ご健闘をお祈りしています!
|
|