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PAOさんはじめまして!
保育関係の仕事をしている者です。
>昨年11月に、発達障害の疑いがある息子(6歳)の事で相談したPAOと申します。こちらに相談したのがきっかけで、それまで息子の障害を認めようとしなかった夫が理解を示してくれて、やっと専門機関を受診することができました。
以前のスレッドも読ませて頂きました。パートナーさんの理解が得られたことはすごいですね。PAOさんとパートナーさんがよい夫婦関係にあるということで、同じ傾向の持つ息子さんがこれから進んでいくであろう道が予測できるのでいいと思いました。
>子供社会ではあっという間に仲間はずれにされてしまうような気がします。現に幼稚園では友達が一人もできないどころか、年下の子の集団に「バカ」と言われたり、息子の顔を見て「なーんだ、○○か(呼び捨て)」とする女の子もいて、親としては悲しくなります。
この館に訪れている方々の書き込みから、この障碍の特性に対する周囲の無理解のゆえに自分への自己肯定感を持つことができずに、2次的障碍であるさまざまな問題を抱えてしまう事がよく分かります。お子さんが園でお友だちから仲間はずれにされているということがとても心配です。息子さんはどのように感じておられるのでしょうか?
小学校だと、おそらく、授業内容が理解できるかという点では問題がないでしょうから、周囲の大人が、まず、わがままだという視点でお子さんを受け止めてしまうところから問題が発生してくることが予想されます。障碍があるから仕方ないという同情ではなく、障碍の特性を理解し、アプローチの視点をきちんと知っている大人がいることで、息子さんは十分学級の中でみんなとつながって生活していけると思うのです。必要なのは友だち、つまり人との関係の作り方のスキルトレーニングです。
学校生活が始まってから、どうも集団生活に適応できないようだと分かっても、それから生活支援を増員させることができないのが学校のシステムのようです。お子さんの就学について、お子さんをよく知っている園の先生に相談してみるといいかも知れませんね。私の住む地域では、お子さんの様子を知ってもらうことが大切だという考えから、学校の先生が園にきます。(小さな町だからできることかも知れませんが)個人的には、実際にこんなことが心配だという事を学校に伝えておいたほうがいいように思います。
高機能広汎性自閉症という言葉で括られて障碍者扱いすることへの疑問を感じる方が時々、この掲示板でも書き込んでおられますが、私も根本的には同じスタンスです。実際、PAOさんのパートナーさんとお母様が障碍者という枠ではなく、社会の中で生活しておられ、おこさんへの理解も「自分と同じ。こんなもんだ」という受容の雰囲気がご家庭にあることがとても大切だと思わされます。
PAOさんの住む地域の教育委員会や入学する学校の雰囲気次第だとも思うので、一概にどちらがいいとは言えないかも知れません。
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