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▼パセリさんへ
こんにちは。KAZEと申します。
アスペの子供を育てている、私自身も当事者の母親です。
子供に限らず、私自身も、白か黒・・・右か左・・・完璧主義・・・パセリさんの仰るとおり当てはまります。
真ん中とか、1〜10の間の2〜9が無いと言った感じです。
私の場合は、ある機会を経て、信用できる医師と出会ったので、時々この方に、具体的な話をしながら、その場合の周囲の心の動きや、私の行動などを客観的に分析してもらいます。
そうする事で、嗚呼世の中には、『グレーな部分』もあるのだなと、この歳になって、少しずつ理解してきました。
これを、私は勝手に、『物事を分解して考える』と呼んでいますが、自分でも紙に書いてチャート形式にしたりして、物事を整理する事で、『曖昧さ』を受け入れるように訓練中です。
多分これは、自分で視覚的に訴える事で、納得しやすくしているのだと思います。
これを、子供に同じ様にやっていますが、我が家の場合うまくいっています。
白か黒かになっている子供にとっては、口で説明されてもわかりにくく、また、相手がどう思っているかとか、自分がどのくらいの力を出せばいいかを納得するのには有効なようです。
他には、緊張状態が続くと、子供も疲れてしまうので、我が家の場合は本人の好きなもの(本とか、レゴとか)を学校に許可を得て持たせて、休み時間はそれで遊んでいいんだよと、意図的に気持ちを緩める事をしています。
始めは、休み時間から勉強の時間への切り替えが大変でしたが、今では何とか切り替えられるようになって来ました。
自閉症スペクトラムのお子さんが、トーマスとか恐竜、お絵かき、粘土などはまってしまうのは、無意識に自分を解放しているのだと私は思っています。
それが『こだわり』になるからと、無理して矯正しようとする方がいますが、それこそが、『0か全か』の話で、こだわりとうまく付き合う方法を教えていく方が、案外うまくいくのではないかと、私自身は思っています。
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