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夢人さん、はじめまして
六華(りっか)と申します。
アスペルガー症候群は病気でも人格障害でもありません。
(二次障害として人格障害を併発している方はいます)
先天的な脳の機能的障害ですから、残念ながら治癒しないのです。
また、専門医が少なく、成人の診断は難しいです。
成長の過程のなかでソーシャルスキルを身につけていて、障害特性が目立たない方も少なくないからです。
それを前提としたうえで、大切なのは、夢人さんは診断に対して何を求めているか、ということだと思います。
>僕の主治医(鬱病の処方箋屋さん)も妻もカウンセラーの先生も、アスペルガーなんてレッテル付けちゃ駄目だっていうけど、それはアスペルガーの症状への対処法を知らないから彼らは認めないだけじゃないかと思っています。
診断を受けること自体は夢人さんの自由です。
相手は夢人さんの人生に責任を持ってくれるわけではないのだから、ご自分の判断に基づいて行動されたらいいと思いますよ。
受診されるのでしたら、お住まいの地区の発達障害者センターや自閉症協会支部などに相談して、クリニックを探されることをおすすめします。
でも、なかには診断されることがマイナスに働いてしまう方もいます。
「障害は治らないから、自分はダメなんだ」と自己否定的になる人。
「障害のせいだから、自分が悪いわけじゃないんだ」と免罪符にしようとする人です。
夢人さんがどういう方か、最初の投稿だけでは分からないのですが、周りの方も、その傾向を感じているということは考えられないでしょうか。
私自身、主治医に発達障害の可能性を指摘されて、専門医を予約しましたが、断ってしまった人間です。
発達障害の存在を知っただけで自分がより理解できるようになったので、必ずしも診断の必要性はないことと、
いざというときに障害を言いわけにしない自信がないことが、その理由です。
アスペルガーであっても、なくても、コミュニケーションに困難を感じていらっしゃるのなら、診断名は置いておいて、対処策を探していくことの方が解決への近道だと思います。
具体的にどのようなことでお困りなのか、こういう掲示板で相談されてみてはいかがでしょうか。
一緒にがんばりましょう。
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