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みいぽんさんこんばんは!
朔月さんはじめまして!
>
>子供の主治医からのお話なんですが…。
>『ASの子への対応のコツは、説得は効果がなく逆効果になるので、“納得”させること』だそうです。
>この納得というのは、どうやら本人自らの経験において理解させる ということのようです。
「自分が納得すること」なんですよね!とても共感を感じました。
「のび太・ジャイアン症候群」シリーズをご存じですか?
今、まだ読み始めたばかりなのですが、参考になることが満載です。
著者は司馬理英子さんというお医者さんで、ご自分のお子さんの発達障碍がきっかけで、ご自身にもADHDの傾向があることに気づき、現在はADHD専門のクリニックを開いておられるそうです。
今読んでいるのは
ADHDとアスペルガー症候群4
〜この誤解多き子どもたちをどう救うか〜
という本です。
とても具体的に書いてあり、保育の仕事をする私にとっては
目からうろこ状態で、よくわかりました。
グレーゾーン、あるいは診断がむずかしいのが幼児期の子どもたちです。
例えば、「自分は愛されていない」という不安が隠れているために起こす問題行動は、障碍のあるなしに関係なくみられます。
とすれば、ASあるいはADHDのお子さんに接する方法は、実は全てのお子さんに適した接し方なんじゃないかな?と思うようになりました。
○定型発達の子どもは場の空気を読んで、自分のとるべき行動を経験的に学んでいる?
→もっともっと簡単に学べるはずですよね。
○指示が通る子どもにはどんどん指示をだせばいい??
→もしかしたら、指示を出される子どもは内心「いやだな」と思いながら指示に従っているだけかもしれませんよね。
大人は指示や命令をせずに、子どもが理解できるコミュニケーションの方法を大人自身が身に付けることが大事で、ASのお子さんに出逢うことで、そのコミュニケーションの方法を身に付けさせてもらえる・・・ということなのかもしれません。そしてこの方法は、私の周りの全ての人たちに有効なコミュニケーションの方法なのだと実感しています。生き方そのものだと感じています。
お子さんの成長に関する悩みを感じておられる親御さんは一度、この本を読んでみられることをおすすめします。
著者である司馬先生がADHDやASの子どもたちへむける限りない愛にあふれたまなざしがとても心地よい一冊です。
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