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▼きよさん:
>ジョンさん、ご意見ありがとうございました。
>>私の意見としては、「入院が始めにありき」ではないと思います。
>この言葉は私にとっても家族にとっても重い一言です。しかし5年間通院治療を続け薬やカウンセリング、他人とのコミュニケーションの機会も作ってきました、それでも限界が見えてきたというのが現状で、入院に関しては苦渋の決断です。
>やはり情報がまだ少なく、アスペルガー症候群患者が入院できる病院は無いに等しいと考えておりますので、ジョンさんのご意見も参考にさせていただきます。
>また、リンクをいただいた病院で私の兄も通院治療を続けています。
>福島県でも全国でもしっかりとした治療をしてくれていると感じています。主治医の先生にも相談しつつ考えていきたいと思います。
>ご意見本当にありがとうございました。
きよ様、ジョンです。
確かに、家庭内暴力が激しい場合、一番重要なのは、
逃げることですから、お兄さんの入院という選択は間違っていないと
思います。私の知人にも入退院を繰り返している方がおられます。
ただ、最近の医学は進歩しており、衝動性を抑制する薬剤が
ポピュラーに使われています。
既に書いたように、私は衝動性抑制剤を使用することによって
家族4人で一応平穏な家庭生活を送っています。
おそらく、お兄様の場合も、緊急避難的な入院と同時に
将来の通常の家庭生活のための治療という意味で、
衝動性を抑制する薬剤の使用も視野に入れた長期的な
治療計画を主治医の先生とご相談されるとベストかと個人的には
考えています。
私の主治医の意見は、医師ができることは、アスペルガー本体を
治療することではなく、アスペルガー故の衝動性であるとか、
治療薬の効果のある範囲に限定されていて、ただ、その、
アスペルガーの周辺のパニックなど衝動性なりが、治療できると
アスペルガー自体が治療できなくても、かなりQOL(生活の質の
向上)に効果がある、という考え方でした。
お兄さんも親身になって考えてくれる妹さんを持って幸せでは
ないでしょうか。
最悪なのは、本人の意思にそぐわない形で、閉鎖病棟に
入れられるケースもあるぐらいですから。お兄さんにとって
あなたがいて良かったと思っています。
辛い生活だとは思いますが、私たちのように、いつか
家族が笑って暮らせる日がくることを祈っています。
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