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▼蒼さん:
>幼稚園の対応はとても残念で辛く、私自身も通わせたくないなぁと思ってしまいました。
>園児のお母さん達にも、息子が暴れて、場を乱すたびに「あ〜あ…」と言われる事もあり、泣きたくなります。我慢して、明るく振舞っていますが、年中最後の日も暴れてしまい、
あらあら。
確かにそれは辛くなりますね。
発達障害を知らない、他のお母様達は「またあの子が乱暴している」と思うのでしょうね。
また、子供の母親が妊娠しているとなると、「下の子が出来るんで、甘えから反抗してるんじゃない?」なんて、憶測だけが飛ぶでしょう?
私も何度、
「普段は、この子は大人しくて、母親思いの優しい子なのに…乱暴な子にしか見られないなんて…」
と、思ったでしょう。
私の場合、学校でしたし、長いつきあいとなると思いましたので、学年懇談の際に事情をお話しして、こちらも努力していくので、暖かい目で見て欲しい事をお願いしました。
また、そのための努力していく姿勢は見せて参りました。
努力している姿が目に見えると、表だって人は悪し様に言わないものじゃないかな?と私は思います。(少なくとも良識有る大人ならば)
息子が、4年生になって、落ちついて席に着いている姿を、参観日の時に見せてくれた時には、周囲のお母様達が口々に私に「よかったね」「落ちついたね」と言って下さったものでした。
学校側にも毎年、主人を伴い挨拶に出かけたものです。
男親がつきそうと、対応って変わるものですよ?
>でも、他のお母さん達には「妊婦って、涙もろくなるんだよね」と、息子のことで
>泣いているとは思われず…。幼稚園内に理解してくれる人がいないのも辛いです。
子供になにか障害があるのでは?ということになりますと、それでなくても母親は涙もろくなると思います。
私のときは、「アスペルガー症候群」をパソコンで検索して、「自閉症」であるとわかり、パソコンの前で泣き崩れました。
今では「障害といっても、うちの子は軽度で、なんとかなる」と思えますけど、
それでも、落ちつくまではパニックがひどくて、
いまだに、学校行事とかで、クラスの子達と一緒に歌を歌っていたりする姿を見るたびに涙が出てきます。
なんか、ここまでくるのに、色々あったなあ…と思うと、泣けてきます。
子供は、成長するものですよ。それだけは信じてね。
>悲しい時などに「あー、よかった」と言うことが多いのですが、その場合は、
>どう言ってあげればいいのでしょうか?
これは、どういう時にかしら?
本人が悲しい時に?それとも誰かが悲しい時に?
もし、本人が悲しい時なら、感情と言動とが一致していないので、そのあたり感情に対する正しい言葉を誤認識している可能性がありますけれど、
誰かが悲しいときに、「よかった」という言葉が出るのかしら?
それならば、普通に、そういう時にいう正しい言葉を教えてあげて下さい。
健常の子なら、自然と適切な言葉を身につけていくものですが、発達障害の子は、教えられないと覚えていかない場合があります。
なぜ、その言葉が適切なのか?理由も加えてください。
理由がないと、本人も納得しないかもしれません。
「自分はこう思うのに?なぜ?思ってもみないことを言えない」と思うかも知れません。
悪いことは悪いとしつけることは大事ですが、ASの子は納得しないと行動に出ません。
納得させて覚えさせる事です。
つまり、「答え」だけ教えても、「どうしてその答えになるの?」としか考えないのです。算数でたとえるなら「計算式と考え方」もしっかり教える必要があります。
エジソンが「1+1はどうして2になるの?」と質問したようなものです。
>息子の幼稚園は公立で、担任各1人と主任の先生の4人が常駐で、園長は小学校と
>兼務、時間の短いパートの先生2名です。
>その体制でも、見てもらえるのかが不安です。大丈夫でしょうか。
その土地によって、公立もあり方が違うのかもしれませんが、私の住んでる地域では、公立の幼稚園の方が、障害児に対して優しかったですね。
下の娘は公立でしたが(息子は私立です)、幼稚園に知的障害のある自閉らしき子がいました。
かならず、副担任がついていて、運動会でも、先生がつきそう形でした。
その子が走りきったときには、周囲の保護者の方達から惜しみない拍手がおくられましたよ。
ただ、アスペルガーともなると「障害児」としては認定されなかったりしますので、「障害児枠の園児」にはならない可能性もありますけれど。
息子の場合は、やはり暴れる子供でしたので、学校に加配をお願いしたんですけど、現状は難しいらしくてね。
先生もギリギリの人数しかいないということで、それでも学校では、総務の先生が手の空いている時に、クラスにT.Tという形で入っていただけましたけれど。
ほんとに、学校側の協力があってこそなんですね。
ただ、学校は住所が変わらないと学区を変えられなかったりするでしょ?
だから、私は「変えられない」を前提に、いろいろとりくんできましたけれど、蒼さんのところはまだ幼稚園ですし、幼稚園は変えられますから、それもまた、選択肢のひとつですね。
環境を親の力で変えるか?別な環境に子供を移すかは、蒼さんが選択することです。どっちにしろ、自閉症のお子さんには環境を整えていく必要があります。
そうして、少しずつ本人がなれてきたら、他の子と一緒の環境に矯正していくのが良いと思います。
また、息子の診断がついてから、私は「親の会」に入りましたけれど、こうした親の会等、同じ境遇の親達が集まる場に参加するのも、「親が」ほっと出来ますよ。
いろいろ書きましたけれど、なにか参考になりましたかしら?
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