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▼ワンさん：
>ジョンさん貴重なアドバイスありがとうございます。
>私は人々の会話の中に入っていけないのですが、それは性同一性障害のせいだとばかり思っていました。
>今回アスペルガー症候群と診断されたことで、そうではなかったのだなと思いました。
>しかし、私には、ジョンさんが教えてくださったような症状には心当たりがありません。
>私の主治医は一般精神科医で、抑うつ神経症として診察していただいております。私がアスペルガー症候群ではないでしょうかと尋ねたら否定されました。
>今一度国立精神神経センター武蔵病院へ行って、小児精神科医から、なぜそのような診断がされたのかを教えてもらいます。
>私は俳優や弁護士になりたいのですが、アスペルガー症候群だとすると、どちらも難しいそうです。
>３９にもなって、明日が、見えません。
ジョンです。私も同感です。自閉症の３つの障害がない場合、アスペルガーであることはありません。ＩＱテストで、言語など、アスペルガーに特有の不得意テストがあり、WAIS-Rテストで診断が分かります。武蔵野病院であれば、間違いないので、先生ともう一度ご相談になった方が良いと思います。
ただ、生まれてからの生育歴の調査で、明らかに子供時代に、アスペルガーであった場合でも、社会に適応して成人すると、獲得した適応能力が、アスペルガーを隠してしまう場合があります。申し上げたように、自閉症というのは、生まれつきのものですから、子供時代は、症状がなく、大人になってから表れたり、逆に消えたりすることはありません。普通は、アスペルガーの場合は、軽度の場合は別として、大人になってからも、周囲とうまくいかなくなる場合が多いです。最も、それは、本人が気づいている場合であり、中には、自分の障害のため、周囲は困っているのに、自分は問題ない、と思っている場合も往々にしてあります（私の場合、４９歳になるまで気づきませんでした。）。現在、私は５０歳ですが、ワンさんはまだ若いので、これからだと思います。
一応整理して可能性を上げてみます。
１．生育歴においてアスペルガー特有のエピソード（起きた事柄）があったか。
２．ＩＱテストにおいて、アスペルガーを示すデータが得られているか。
３．現在、アスペルガー障害による社会への不適応がないか。
４．現在、アスペルガー障害による社会への不適応に気づいていないか。
さらに、検査をするとすれば、脳波検査による脳の異常の有無。
ＣＴ撮影による脳の異常の有無。
ここまでやれば、アスペルガー適用か不適用か判断がつくと思います。
是非、おっしゃているように、武蔵病院の小児精神科の先生とご相談された方がよいと思います。
アスペルガーであるかないかによって、今後の貴重な人生の進め方が変わってくると思います。まだお若いのですから・・。
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- 04/8/30(月) 17:53 -
