アスペルガーの館の掲示板

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[#19164] 恋愛できないことに悩む人へ(1)

Shinyu（管理人）

- 07/5/2(水) 3:12 -


	引用なし

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恋愛できないことに悩むひとは多いようだけど、その「恋愛」というのは何なのでしょう。

手元の辞書で「恋愛」を引くと、
「特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。」（「新明解国語辞典」第5版）
とありますが、辞書によって定義はいろいろです。Wikipediaの「恋愛」の項目もご覧ください：
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E6%84%9B

国語辞典でさえ、恋愛はまれにしかかなえられないものだと言っているのです。恋愛が難しいのはあたりまえです。
その難しいことがかなえられるために必要なことは何でしょう。

まず、自分はこの人を幸せにするのだと思える相手と出会うことでしょう。

「一人の女性を好きになったとしても、すぐに他の男性がみんな恋愛のライバルに感じるのでアプローチできない」ということをChiquititaさんは繰り返し書いていますが、それはたぶん、出会うべき人と出会っていないということだと思うのです。他の男性でもその女性を愛して幸せにできるのならば、Chiquititaさんがその女性を愛する必要はないでしょう。障害によるコンプレックスを抱えながら生きてきて、その辛さを知っているChiquititaさんだからこそ愛することのできる相手がいると思うのです。

あとは愛されることを期待するより、自分から愛するという意志をもつことだと思います。

以下、座右の銘として。
「愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。そのなかに『落ちる』ものではなく、『みずから踏みこむ』ものである。愛の能動的な性格を、わかりやすい言い方で表現すれば、愛は何よりも与えることであり、もらうことではない、と言うことができよう。」
「愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない。」
「愛は本質的には、意志にもとづいた行為であるべきだ。」
（『愛するということ』（エーリッヒ・フロム著鈴木晶訳）より）

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