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すみれさん、こんにちは!
>そろそろ中2ですし、手を離していきたいなと思うのですが、成績も悪く、ほっておくと勉強を全くしないため、つい口出し、構い過ぎてしまいます。
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>邪魔くさい、嫌な事は自分では全くしない子なので、困るまで放っておく事などは怖くて出来ません。(本人が困っていると言う自覚がないため)
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>このような子を少しずつでも自立させていくには、どうすれば良いのか教えていただけませんでしょうか。
おすすめの本がありますので、ぜひ、読んでみてください。
のび太・ジャイアン症候群2
ADHD これで子どもが変わる(司馬理英子著)
ご自身にもADHDがあることを自覚されているお医者さんが書かれた本です。
シリーズで5册でていますが、家庭や学校で今すぐやってほしいあるいは、気を付けたいポイントなどが書かれていて、とても参考になりました。
○たたかない、けらない、つねらない
○言葉の暴力を使わない
○あなたの気持ちを身体の外に吐き出そう
○くらべない
○子どもにわかるように、あなたの愛を子どもに伝えよう
○期待度を下げる
といった大人(親)の側の子どもに対する姿勢が子どもを楽にしてあげられるようです。
私の息子は(おそらく定型であろうと思われますが)
熱中すると、他のことが目に入らない。
やりたくないことは、とことんあとまわし・・。
で、中学2年生までの成績は悲惨なものでした。だってなにもテスト勉強をしないで定期テストに臨むわけですからいいわけない・・。
「やらせる」ことではなく、本人のやる気が育つために親ができること?を探しつつ、そのころの口癖は
「やろう!という気持ちだけはあるんだよね」でした。
そんな彼が生徒会の副会長に立候補し、選ばれてから、その生活に変化が訪れました。
「こんな成績じゃぁ、みんなから信頼されない」
「行きたい高校(今の成績では無理)という具体的な目標ができた」
という内的な動機によって、夕食後、自分で勉強するようになって、成績が変化してきました。
「頑張ろう!」という気持ちを実行に移せた時、たとえその時間がどんなに短くても、「やれたね〜!」とタイミングよく声をかけることがとても有効だということを実感しています。
すみれさんと息子さんの関係が、
「頑張らせる」「忘れ物をさせない」といった親が丸抱えの関係ではなく、
同じ目標をもって、それに向けて頑張る仲間!みたいな関係になれるといいな〜と思いました。
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