|
▼犬猫好きさん:
横からすみません。(^^;)
> 私は情けなくなって泣いていました。すると次女が起きてきて「お母さんが怒ってるのがいやだから学校に行く」と言います。次女は考えてみたら、小さいときから人が泣いているのや怒っているの、泣かされているの、怒られているのを見るのが嫌いでした。夫婦喧嘩もすごく嫌がりました。なるべく子どもの前ではしないようにはしていましたが・・・それもまた、アスペルガーの特徴の一つであると最近知りました。
> 格闘技を見るのも、お笑いでやたらに頭を叩いたりするのを見るのも嫌いでした。そして、それは私も同じです。私もグレーゾーンかもしれないと気づきました。すごくまじめすぎて、冗談を冗談に取れないことがあります。やはり、団体行動が苦手だし、一人でいるのが好きです。
実を言うと、これも私が子供の頃に経験のあることです。
TVドラマなどで口論のシーンなどがあると、実際に自分が怒鳴られているように錯覚し、怖くて泣いたことがあります。
また、スポーツの実況中継でも、キャスターが興奮して絶叫するとやはり怒鳴られているように錯覚することもありました。(これについては最近はなくなった)
理由は簡単です。
私の幼児期は親父のDVが深刻で、よくオフクロや弟(私より1歳年下)をいじめていました。私も身体障害や発達障害を罵られていたので、TVドラマの出演者の怒号がフラッシュバックを招いていました。
スポーツ中継だけフラッシュバックしなくなったのは、ドラマの口論のシーンには次第にいじめの被害のフラッシュバックも加わるようになったからです。しかしスポーツ中継でキャスターが興奮しても、それらは怒りの感情が伴ったものではないので、安心して聞き流せるようになりました。
あくまでも私の勝手な憶測ですが、娘さんは他人に怒鳴られたり、他人が泣いているのを見ただけで、いじめの記憶がフラッシュバックしているのかも知れません。
フラッシュバックが起こると、思考回路も鈍化することが多いです。怒号がみんな同じように聞こえてもおかしくないでしょう。
ただ、実際に他の参加者が同じ事を感じているかどうかは、私には解りません。
娘さんに確認なさったほうがよろしいかと思います。(娘さんが誘導尋問かと勘違いして話を渋るかも知れないので、「取るに足らないこと」と一笑に付すことのないようお願いします)
私も、大相撲と柔道・剣道を除けば、格闘技は嫌いです。特にプロレスやボクシングは、技が決まっても相手を徹底的に打ちのめすまで試合を続けるところがいじめをフラッシュバックさせます。
大相撲や柔道の観戦が好きなのは、技が決まったらその時点で決着が付くので、安心して見ていられるからです。(その点では空手やテコンドーも同じ)
> そんなこんなを考えていました。
> 水曜は体育があったのです。五時間目だといいました。
> それを早く言ってくれたら、四時間目で帰ってきてよかったのにと思いました。
> 休むよりは早退の方がましかと思います。
犬猫好きさんは、知らず知らずのうちに自分の考えを娘さんに押し付けていませんか?
もちろん、子育てのためにはしつけは必須だと思いますが、娘さんが学校を休むことで、自分の立場が危なくなるという考えはございませんか?
以前にもお伝えしましたが、学校生活がストレスに感じているのであれば、無理強いは禁物です。
もし、娘さんが体育の授業を休まれたことで「仮病」の噂が立ってしまったら、それは「仮病」の噂を立てた人が100%悪いのです。体育の授業に関して娘さんに悪評が立っても、犬猫好きさんも娘さんもその責任を負う必要はありません。
偏見があるから、環境によっては障害ではなくなるものがれっきとした「障害」になってしまうのです。
> 欝の息子さんのいる友達に相談したら、担任や体育教師に相談する前に、学校のカウンセラーに話を聞いてもらったら?といわれました。
> ここでもいろんな方のお話を聞いているうちに、私も、次女の障害を隠すよりは話したほうがいいように思えてきました。
> 毎週火曜日に、もと中学の校長先生だった方が相談に乗ってくださるということなので、お願いすることにしました。
もちろんスクールカウンセラーの方に相談なさるのは、私も大いに奨めたいと思います。
家庭内でも学校でも、娘さんが信頼を寄せることができる人が身近に必要でしょう。
それでもし、犬猫好きさんがストレスを感じるようになったら、そのときは貴方自身のストレス解消法を確立なさるとよろしいかと思います。
> アスペルガーであることを知った次女の反応は、やっぱり、という感じでした。うすうす気づいていたようです。でもそのことで、彼女のプライドが傷ついたようには見えなかったので安心しました。
> また、ノーベル賞の田中さんや、あの有名なビルゲイツが同じ障害を持っているというのは私には心強いことです。
有名人には意外なほど当事者(グレーゾーンも含めて)と目される人はたくさんいますが、発達障害をあくまでも「障害」という観点で捉えると、時に彼らの名誉を傷つけることもあるので、彼らの「光っている」所を親子ともに認めてあげましょう。
|
|