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▼まる こさん:
nobody knowsと申します。
言語聴覚士です。発達臨床ばかりではなく、構音障害のお子さんも日々指導しているものです。
舌小帯短縮症が、「ADHD」の原因!
正直、ちょっと驚いてしまいました。
某クリニックの御本ですが、睡眠時無呼吸等による幼少期の脳の影響のことでしょうか。
一般に舌小帯短縮と言っても、舌を出したときに、はっきりとハート型になるほど舌がつれるのなら、弾音と呼ばれるラ行等を中心に影響はあります。
しかし、一般的には英語で「L」を発音しようとしない限りそれほど影響がないはずです。
もっとも西の地方では、とにかく早めに舌小帯を切ってしまうことで「発語が早い」「発音が間違えない」という一部の臨床的には認められない方法をとる人たちはいますが。
今まで舌小帯短縮症の子を何人も診てきましたが、手術の必要性のある子たちは少ないです。しかもその影響が脳に?※発達障害は脳の機能障害ですものね
むしろ黄疸等の新生児期のリスクや、脳の外傷のリスクの方が高いと思われます。
私は、あのクリニックとのやりとり等もあり、やや?に思うことが多々あったのですが、そこまで「新説」を作っていたのかなと正直驚きました。
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