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▼悩める3児の母さん:
>先週、我が家はマンションの5階に住んでいますが、外で泥ダンゴをつくってきた次男は、我が家の玄関前で泥ダンゴを落としてしまい、その泥を共用部分のベランダから下に捨ててしまいました。当然、階下には砂が落ち、気が付いた私のほうが、頭が真っ白になってしまったほどです。
>これで分かってくれたと思っていたのに、昨日、玄関においてあった、じゃがいもを、またもや共用部分のベランダから下に向けて投げてしまいました。ちょうど、1階の廊下の天井部分に落ちるので、直接道路に落ちることはないけれど、人様に当たっては命に関わることだと、あれほど言っておいたのにショックでした。
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知的な遅れを問わず『自閉症スペクトラム』の人たちの中には、『物の変化を観る』ことがホビーという人が少なからずいます。
大抵は『水の流れ』で、話せないカナータイプの人の中には、トイレの水が流れる様子を見て『ククッ(^〜^)』とおたけびをあげながら、手をひらひらさせるしぐさをする人もいますし、知能が普通に近い(?)僕の子供時代だと、水の中に絵の具をたらして、絵の具の顔料が環をつくって水中に拡散する様子を観たり、たらいやお風呂の水を洗剤を入れてかき混ぜて渦をつくって、泡が銀河のように回る様子を観るということや、今時分のような梅雨時なら、高低差のある水溜りの間を足で掘って、水路を作って、水がその土手を削ったりしながら流れる様子を観ることがありました。
その次に多いのが『電車』で、かなりの人は、大人になってからも、一番前の乗務員室の後ろのガラスに張り付いて…四人がけの席の窓際に座って、流れる景色をずっと観ていることがあります。
しかし、ことに男の子の中には、『落とす』『焼く・熔かす・赤熱させる』『破る・壊す・いじくる』といった、ともすると、人に迷惑をかける恐れのあることにはまってしまうという場合があります。
僕自身も、子供時分には…スーパーボールがいろんなところに当たって跳ねたり、椿の実が道路にぶつかって飛び散る様が面白くて、団地の5階の踊り場から落としていたときがありました、上の階お姉さんから『危ないから止めて(>_<)!』と叱られるまで…半年くらい続けたような気がします。
高校の物理で、『U=mgh』という位置エネルギーの式を知る前に、小学校の生活科・理科の段階で、例えば、スーパーボールを高さを変えながら、卵(生・茹で)にぶっつけて、壊れ方を観察するなどして、『危険性(X_X)!』を認識させるということも必要なのかなという感じがします。
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