|
▼ぽぽすさん:
>アスペルガー傾向には「自分がこうと決めたら、何があっても曲げない」というのはありますか?
>直球で話し合って来たつもりですが「それはそっちの意見だからいい。けど、俺はこう思ってるから」と断固として聞き入れようとしませんでした。
今まで親として息子さんの”わがまま(と見える言動)”に、さんざんご苦労なさってきたんですね。
残念ながら「自分がこう決めたら…」というほどのド根性は、私にはありませんでした。
ただ、中学の部活を辞めるときも、高校受験のときも、私の親は私の決断を支持してくれましたので、こちらも反発しなくて済みました。
大学受験のときは親に無断で受験校を決めたりわがままを言いましたが、今では頭ごなしに否定しなかった親に感謝しています。
息子さんはそれだけ根性があるから、意地を張っているんじゃないでしょうか。
部活の話にしても、転部後は引退まで無事やり通したんですよね?
高校受験も我を張ったかもしれないけど、無事自分の希望を通したんですよね?
すごいじゃないですか!
態度はよくなかったかもしれないけど、実は底力があるじゃないですか!?
うらやましいぐらいです。
うちの上の子もアスペ系ですが、自分でこうしたいという決断がつけにくく、ひとの言うことを鵜呑みにする傾向があるので、言葉掛けにもすごく気を使います。
「どうして自分のことが決められないの!」とイライラすることも多多あります。
でも、自分の人生をプロデュースするには、責任をもって自分で選択するしかないので、敢えて指示しないよう注意しています。
>【定時制】は【高校中退を認める代わりに一歩譲って】のことなのですが、ここで【通信制】にするのは道を明け渡す「親の負け」ではないでしょうか?
>勝ち負けで表現するのはおかしいですが、息子は【楽な道を選んでも続かない】ので期限を切ってもその時にまた投げ出すのでは?と。
お願いですから【楽な道を選んでも続かない】と、決め付けないでください。
我を張ることを単純に「問題だ」「こいつはまた…」と思わないで、できた部分を評価してあげてください。
そして、彼が責任をもって自分の人生を背負っていく気力を取り戻すまで、しばらく時間と気持ちに余裕を与えてやってください。
息子さんは多分、親や親類とバトルすること、意地を張り通すこと、(勉強の遅れへの焦りやプライドの傷つき?)などなどで、とても疲れているのです。
心身が疲れているときは、ただでさえ正しい判断が下せなくなります。
どうか「待って」あげてください。
カウンセリングにかかるなど、怒りを吐き出し、自分と向き合い、自分の欲求をコントロールする技術を習得する時間を与えてあげてください。
大学受験で浪人することを考えたら、今、1年ぐらいの足踏みは、もしそれで本当に息子さんが自分の人生を責任を持って選択できるようになるなら、長い目で見れば許容できる誤差範囲とは言えないでしょうか?
|
|