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▼明子さん:
明子さんはじめまして。
検査の結果は見る力が極端に劣っているということでした。
一番顕著だったのが、一本の木です。
うちの子は根っこから描いたようです。
根っこってこうなっていたよね
えっと木の部分はこう
枝はこう
葉っぱはこう
というように、ひとつひとつはものすごく細かく観察しているんですね。
だけどこれらをあわせて描いた一本の木はバランスのものすごく悪いものでした。
物事を統合することが苦手のようです。
勉強はそこそこ出来るのですが、作文や絵など、やはり苦手です。
理解しているものを一つにまとめることができません。
話をしていても、ある一部分いついて返されるのでとても疲れます。
あーそっちに行っちゃったかあと思いながらも
お母さんの言ってる事はそうではなくて・・・・と何度も言ったりしているのですが、言葉を紙に書いて見せながら話すのが効果的ということでしょうか?
先生には、文章は出来るだけ短く
「AはBである」
というくらい短く。といわれていますが、こんな短い文章で叱るのって難しいです。
否定的な言葉を使うとパニックをおこすし、一つのことを理解させてやらないようにさせることは本当に難しいです。
ちょっと疲れて、愚痴ってしまいましたが、自分で産んだ子ですもの。
何とかしないといけないんですよねえ。
障害を知ってからのほうが叱ることにむなしさを感じてしまっています。
一生懸命にいろいろな形で一般常識を教え込もうとしていても、
なかなか思うようにいかなくて・・・
障害があるから理解できない、でも、このまま社会にでて大丈夫?と
何とかなると思いながらも不安が募る毎日です。
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