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小6普通級在籍の高機能自閉症児の母です。
>AS、ADHD児が特殊支援教育のクラスに入ることの歴史は浅いですよね。
>重度の自閉症は入る必要があるように思いますが、ASの中には知能が高いからといって自閉度が低いとも限らない、というケースもあることを聞きます。
そうですね。
学校側にとっても、知恵の遅れがなく会話もそれなりにできてしまう
子どもの扱いには
支援級がいいのか、普通級がいいのか頭を痛めているようです。
また、支援級が無難な選択と思って入学させても、
一緒に勉強する子のタイプがあまりにも広がりすぎてしまって
子どもも教師も混乱することもあるようです。
>その証拠に、勉強はできても、周りと一言も話さず過ごしていって、就職でつまずくというケースが見当たります。
>このような人は、特殊支援教育クラスに入ることが必要なんでしょうか?
>どのような支援を受けることが有用とされているのか。
そういう部分が、もっと議論されて、今後というか今すぐにでも
どうするべきか考えなくてはいけないことのように思います。
>
>私は、どのみち他の子と接するとしても、同じ障害を持った子ばかり集めると、偏りがひどくなると思えるんです。(現場を見たこと無い者が言うのもなんですが)
同じ障碍ばかりというよりも、
例えば、自閉圏にいる子の中には、
ものすごく生真面目な子がいるかと思えば、
少しでも苦手に感じると悪ふざけという形でその場を逃れようとする子もいます。
自分の望みどおりに事が運ばないと、
暴力で訴えてしまう子もいます。
ですから、自閉症スペクトラムの子ならば
全員同じ教室で勉強させるというのは、無理があるはずです。
>みなさんどのようにお考えですか?今、特殊支援教育や療育を受けている子が将来社会に適応する割合が高くなるのかはまだわからないですよね??
ただ、うちの子供の学校の場合ですが
普通級在籍で、自閉症スペクトラムの子どもの中で、
常にトラブルが発生しているのは、小さい時から療育を
一切受けていない子どもです。
その子どもさんがASと診断を受けたのが小学校の3年の時。
うちの地域は幼児期には手厚い療育を受ける権利があっても、
学童にはありません。
なので、親も先生もわかっていても、健常の子どもと同じ様に
ただただ叱られるだけ。
叱られれば、その事だけを恨みに感じてまたトラブルといった
悪循環が続いています。
そういう意味では、早くに障碍が分かって
療育が受けられる機会があるのなら、受けるべきだと思います。
理想的な療育ですが、似たようなタイプ、似たようなIQの
子どもと一緒にルールなどを学ばせることも
一つの方法のようです。
マンツーマンで、苦手な部分を延ばす指導をする方法もあります。
ただ、どちらも費用が大変かかります。
思うように、療育の為の教室が増えない背景には
そうしたこともあるみたいです。
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