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ありゃさん、当事者のカノンと申します。
問題をお感じになられながらも お付き合いされていらっしゃるご様子、不都合な部分はあるものの、素敵な面もお持ちの方なのですね。
昨今、マスメディアが発達障害を取り上げることもあり、ご自分や周りの方が該当するのでは?とお考えになられる方が、少なくなく いらっしゃいます。
私の場合、診断には 幼少期の聞き取り調査、知能指数、MRI、脳波検査、他にはPOMSを受けました。時間もお金も掛かります。
多くの場合、医者は それらを経ても、成人に対しての診断は慎重になるものと 主治医から聞きました。
こちらの掲示板では、不都合があるとお感じなられていらっしゃる方々が、どの様に不都合を改善していくことが出来るかを、自助活動的にされている場所だと私は受け取っており、時には相談先などのご紹介に触れることはあっても、診断に近い言明は 医者ではない私たちには出来ないと考えています。
アスペルガーには 色々な方がいらしゃっることは、こたついぬさんも触れていらっしゃいます。
SILVERさんのおっしゃるように、
>当事者の中にはその診断名を免罪符にされようとされる方もいらっしゃいます。
補足をさせて頂くなら、
思春期の我が子もアスペルガーですが、出来ないから仕方が無いと 身内の私には言いますが、どこかで 本人自身が困っている状況を感じています。
また、人によっては 他人に迷惑を掛けていることを全く認知・理解できない場合もあるようです。
私の周りには、免罪符にされる方はお見受けしたことがないので、解りませんが・・
酷なことを申し上げてしまいますが、万が一、当事者でなかった場合は、周囲にアスペルガーに対しての誤解を与えかねないと思い、ご自身で思っている分には構いませんが、他言することは未診断・自己診断の場合、懸念してします。
出来ないことなど 表層的な面が似ていても、本質が違うことがある事は、視野に入れておいて頂けますでしょうか?
よく取り上げられる問題点は、強いこだわりや信じ込み、感覚過敏、過度の繊細さ、プライドの高さ、コミュニケーション能力、声の大きさが不適切、空気が読めない、表情が読めない、曖昧さが解らない、出来不出来の差が大きい、一般の人とは違う発想をするなどが上げられ、時には それらから わがままと受け取られることもあります。
反対に、従順なタイプもあります。
また、T.Tさんの仰るように、変更を嫌う人も少なくない様ですね。
そのためだと思うのですが、観察力に長けている人もいらっしゃいますし、時には好きなことを止められない・止めようとしないこともある様です。
他には、物事に対して深い探究心を持つ、論理的であったり、哲学的な考え方、記憶力の高さは、資質が評価を得る側面と思われます。
人によっては、適応して目立たなくなっている事もありますし、また 該当項目が多い人も、少ない人もいらっしゃる様です。
アスペルガーは生まれつきな特性ですので、治るとは 現在考えられていませんが、経験値を上げて 適応していくことによって、見た目の結果を一般の方々と同じようにすることは、人によっては 可能な範囲と言えると、私は思います。
医者では、
脳が動きすぎて過集中になったり、その後 脳が疲れてぼーっとしてしまう状態には 脳の活動性を一定に保つためや、その他 睡眠障害、過敏さ、二次的なうつに対しては、投薬で症状の緩和をしていくこともあります。
認知療法やソーシャルスキルトレーニングなどを取り入れている医者もある様ですが、ご本人が望まれてないのでは、やはり難しいそうですね。。
当事者や、グレーゾーンであろうと、そうでなかろうと、お付き合いを続けて行かれるのでしたら、不都合な点は少しでも改善していって欲しいですね。
アスペルガーの人へは、、感情的にならずに静かに語るのが良いと言われていることも、合わせて記して置きますね。
いろいろなタイプの方がいます。
そのため、断定的になり過ぎない発言をしたいと考え、結果 自信なさげな表現になってしまっていますが、私の知識と経験からお伝えしました。
ドクターの書かれているブログを貼り付けて置きますので、ご参考にされてみては如何でしょうか?
意味不明な人々−発達障害(ADHD、アスペルガー)と人格障害に取り組む
http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/
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