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まるさん、遅いレスですが書いてみます。
アスペや自閉症などの人は、
言葉での情報伝達よりも、絵や写真で伝えたほうが
本人が認識しやすい、と先日のNHK「プロフェッショナル」で
知りました。
脳の中に写真でパチリと撮ったように記憶するとか。
ですから、漫画が悪いとは言えないのですが
もっともっともとを辿ると
私が知ってるシュタイナー教育では
子どもには絵本さえも見せません。
お話は全ておとなが話して聞かせます。
昔ばなしって、そうでしたよね。
おばあちゃんが寝物語に語ってくれたものでした。
なぜ絵を見せないか?というと
その絵を描いたのは絵本の作者であり
その話を耳にして連想したある特定の人の
イメージだからです。
子どもは本来、自分だけの、自分独自のイメージ力
想像力、連想力を持っていて
それを育てていくのが教育だから、という理論です。
話を聞いてそれに絵がついていたら
その話はその絵に限定されて脳にインプットされてしまい
その子が自分の力で想像する能力を奪ってしまいます。
人間は楽なほうへ、楽なほうへ流れ行きますから
自分で何かを作り上げるより
人から提供される方を選んでしまいがちです。
だから、自閉などの障碍がない子どもであれば
あまり小さいときから漫画に浸らせるのは
良くない、と言えると思います。
今の世の中、想像力が欠如しているから起こる
事件や人とのトラブルが殆どだと思いますから。
相手を思い遣る気持ち・・・はつまり想像力なのですよね。
想像力を育てることがとっても大切だと思います。
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